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大量のアップデート! 位置共有⁠AIアイコン⁠マジックサジェストなど⁠生活を変える機能が登場

3月3日、GoogleはAndroidエコシステム全体へ提供する新機能と、Pixelデバイス向けの「Pixel Feature Drop」を発表しました。

今回のアップデートは機能追加に留まらず、AIによるパーソナライゼーションと、Google独自のネットワーク「Find Hub」の活用が鮮明になっています。OSのバージョンに依存せず、アプリやGoogle Play開発者サービスを通じて提供される機能もあるので、主要なトピックを見ていきます。

Googleメッセージでリアルタイム位置共有が可能

Find Hubを使って、Googleメッセージの入力欄から直接、一定時間、現在地の共有が可能になりました。従来の静的なピン共有と異なり、移動中も「Find Hub」のバックエンドを利用して追跡できるので、待ち合わせや迎えに来る時に活用できます。

この機能は、Find HubとGoogleメッセージに対応した端末であれば利用できます。

航空会社との紛失手荷物を共有

空港で預け入れ荷物に入れたトラッカーの情報を、航空会社に直接共有できるリンク生成機能が追加されます。ユーザーは自分の場所を明かさず、荷物の位置情報だけをセキュアに第3者へ提示できます。対応するエアラインは、以下となっています。

  • アジェット
  • エア・インディア
  • オーストリア航空
  • ブリュッセル航空
  • チャイナエアライン
  • ルフトハンザ航空
  • ルフトハンザシティ
  • サウディア
  • スカンジナビア航空
  • スイス インターナショナル エアラインズ
  • トルコ航空

この機能は、Find Hubに対応した端末であれば利用できます。

Calling Cardの導入

自分の名前、写真、フォント、背景色を設定した名刺「Calling Card」が作成できます。Androidユーザ同士であれば、電話の着信時にこのカードが相手の画面に表示され、電話の信頼性と視認性が向上できます。

この機能は、Googleの電話アプリをデフォルトの通話アプリにしたAndroid 11以上で利用できます。

AIによるカスタムアイコン生成

「Scribbles」⁠Easel」⁠Stardust」など、5つのAIスタイルから選択してホーム画面の全アイコンを統一できます。特定のテーマに対応していないサードパーティ製アプリも、AIが文脈を読み取って自動的にデザインを生成します。

この機能は、Pixel 6以降で利用できます。ただし、Pixel Tabletは非対応です。

アプリ探しはショート動画で

アプリの探し方が文字を使った検索から、縦型のショート動画を流し見して探せるようになります。TikTokやYouTubeショートを観る感覚です。

アプリが動いている様子を収めた動画が確認できるので、インストール前に「実際の使い心地」を視覚的に理解できてミスマッチの防止に寄与します。

アプリ開発者にとっては、アプリの画像や説明文の他に、動画がエンゲージメントを獲得するための重要な要素となります。

これは、Google Playが使えるすべての端末で有効です。

Geminiさまさま⁠Magic Cue(マジックサジェスト)

メッセージで相手とやり取りしている最中に、⁠今夜どこかで食べない?」という会話を検知すると、Geminiが周辺のレストランを提案します。また、そのまま「予約して」と指示すれば、外部アプリをバックグラウンドでセキュアに起動し、予約フォームの入力を代行してくれます。

レストラン予約だけでなく、予定の話の文脈ではGoogleカレンダーが提示されて予定の確認、お店の話の文脈ではGoogleマップを提示して場所が確認ができます。

Magic CueはAIが状況を理解して、複数のアプリを連携して必要なアクションを実行します。

この機能は、Pixel 10シリーズでのみ利用できます。

かこって検索がさらに強化

「かこって検索」での検索がさらに強力になり、画像内の複数のアイテムを認識できるようになりました。例えば、服装であれば、モデルが着ているコーディネートの写真全体を囲えば「シャツ」「靴」などを同時に識別できます。また、⁠Try It On」機能により、自分の写真にそのアイテムを合成して試着イメージを確認できる、バーチャル試着も可能になります。

この機能は、Pixel 10シリーズでのみ利用できます。

今週は、このあたりで、また来週。

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