イラストでわかる! Blenderの基礎知識

Blenderでオブジェクトの整理や不用意に触らないようにしてみよう

本連載では、Blenderの基本的な知識、機能についてイラストを交えながら紹介しています。第72回目は、Blenderで作成したオブジェクトを整理する方法や、特定のオブジェクトを触らないようにする方法を見ていきます。

今回見ていく内容

Blenderで作品を作っていくと、知らず知らずのうちにオブジェクトの数が多くなっていきます。そうすると、⁠オブジェクトをフォルダごとにまとめたほうが管理しやすそうなのに……」といったことや、⁠いじりたいオブジェクトとは別のオブジェクトを選択してしまった!」ということも増えるでしょう。

そこで今回は、⁠オブジェクトをフォルダごとに分けるように整理する方法」「特定のオブジェクトを不用意に触らないようにする方法」を見ていきます。

コレクションについて知る

Blenderには「コレクション」という機能があります。これは、パソコンなどでいう「フォルダ」のようなものです。たとえば、複数のモデルを作ったとして、⁠このモデルはコレクションAに、こっちのモデルはコレクションBにいれておこう」といったように使うことができます。

Blenderを開くと、画面右上に[アウトライナー]が表示されています。そこを見ると[シーンコレクション]と表示されていることがわかります。この場所にコレクションを作り、管理していくことになります。デフォルトでは、⁠Collection]の中に立方体とカメラ、ライトが配置されています。

コレクションを実際に使ってみる

実際に、コレクションを追加したり、また追加したコレクションにオブジェクトを配置してみたりしましょう。

コレクションの追加は簡単です。⁠アウトライナー]右上にある、箱のようなアイコンに+マークがついているアイコンをクリックするだけです。クリックするとコレクションが追加されます。コレクション名の変更は、変更したいコレクションをダブルクリックすると変更できます。

新しいオブジェクトを追加すると、選択しているコレクション内に配置されます。オブジェクトを別のコレクションに移動したい場合は、⁠アウトライナー]から、移動したいオブジェクトを選択して、移動先のコレクションへドラッグする操作がわかりやすいでしょう。

コレクションを削除したくなった時は、コレクションのみを削除する方法と、コレクションとコレクションの中身をすべて削除する方法があります。削除したいコレクションを選択し右クリックをするとメニューが表示されます。このとき[削除]を押すと、コレクションのみ削除されます。

[階層を削除]を押すと、コレクションとコレクション内にあるオブジェクトすべてが削除されます。

オブジェクトを不用意に触らないようにするには

オブジェクトが増えてくると、選択したいオブジェクトとは違うオブジェクトを選択してしまうことが多くなってしまいます。そんなときは、特定のオブジェクトを選択できないようにしましょう。

まずは、⁠アウトライナー]右上にある(フィルターするための)漏斗のようなアイコンをクリックします。するとメニューが表示されるので、その中からマウスカーソルに似たアイコンをクリックします。クリックしたあとマウスカーソルをメニュー外に移動すると、メニューは閉じられます。

メニューが閉じられたあとにコレクションを見てみると、アイコンが増えていることがわかります。先ほど追加したアイコンは、選択を無効にするかどうかを切り替えるアイコンになります。そこで、オブジェクトを選択して、追加したアイコンをクリックして線のみの矢印の状態にすると、オブジェクトをクリックしても選択されなくなります。

コレクションで同様の操作をすると、コレクション内にあるすべてのオブジェクトが選択されなくなります。

このように、オブジェクトが増えてきたら適宜コレクションに追加していくことで、オブジェクトの管理がしやすくなります。複雑なものを作るときは、コレクションで整理していくことを検討してみてはいかがでしょうか。

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