本連載では、Blenderの基本的な知識、機能についてイラストを交えながら紹介しています。第73回目は、Blenderで作成したオブジェクトをスムーズに見せる方法について見ていきます。
今回見ていく内容
オブジェクトを配置してモデリングをしていくと、「頂点数はあまり増やしたくないけど、見た目をなめらかに見せたいな〜」というときがあります。そんなとき、簡単に表面を滑らかに見せる機能がBlenderには備わっています。今回は、そんなスムーズに表示する方法について見ていきます。
スムーズの種類
今回見ていくスムーズ機能は、主に2つです。1つ目は「スムーズシェード」、もう1つは「自動スムーズ」です。どちらも、オブジェクトを選択した状態で右クリックをし、表示されたメニューから機能を適用できます。
まずは、スムーズシェードについて見ていきましょう。こちらのスムーズシェードはオブジェクトを選択して適用させた場合、オブジェクト全体がなめらかに表示されます。オブジェクトによっては、黒い影のようなものが表示されてしまうことがあります。
次は「自動スムーズシェード」です。こちらは適用させると、自動的に「角度でスムーズ」というモディファイアが適用されます。デフォルトでは「30°」という角度が入力されています。これは、30°以上の角度の面にはスムーズが適用されないよ、ということを表しています。
試しに、「セザンヌ」というBlender特有のモンキーのオブジェクトに「自動スムーズシェード」を適用させ、角度を変更してみます。デフォルトの30°から60°、90°と変化させていくと、以下のように見た目も変わっていきます。
一部にだけスムーズ機能を適用するには
さて、最後にオブジェクト全体ではなく、一部に対してのみスムーズシェードを適用させる方法を見ていきます。
一部に対してのみスムーズシェードを適用させる場合は、[編集モード]を使用します。そして、スムーズに見せたい面を選択し、右クリックで表示されるメニューから[スムーズシェード]を選択します。すると、選択された面のみなめらかに表示することが可能です。
もとに戻したい場合は、戻したい面/オブジェクトをクリックし、右クリックで表示されたメニューから[フラットシェード]を選択します。すると、角張った表示方法となります。
これらの方法では、頂点数を増やすことなくオブジェクトの表面をなめらかに見せられるので、あまりデータが重くならずに作業を進めることができますね!