Cloudflare⁠プラットフォーム全体をCLIで操作可能に ―エージェントの挙動をローカルから把握できるLocal Explorerも登場

Cloudflareは2026年4月13日、AIエージェントに関するさまざまな新技術を発表するエージェントウィーク中に、Cloudflare製品全体で使用できるCLIをプレビュー版として発表した。またあわせて、ローカル開発時にリソースを確認、編集できる「Local Explorer」をオープンベータ版として公開した。

新しいCloudflare CLIは、限られたAPIに対応していた従来のWrangler CLIを再構築し、Cloudflareのすべての製品に対応するCLIとなることを目指している。このCLIのために、あらゆるインターフェースを生成するのに必要なAPI、CLIコマンドと引数、コンテキストの全範囲を定義できる新しいTypeScriptスキーマが導入された。

現在、Cloudflare製品の一部のコマンドが使用できる初期バージョンをテクニカルプレビューとして公開しており、Cloudflare APIの全機能をサポートするバージョンはテスト中。今後数ヵ月をかけてWranglerの機能と統合していく予定とのこと。テクニカルプレビュー版は、npx cfを実行することで使用可能となる。また、npm install -g cfを実行してグローバルにインストールすることもできる。

またWranglerとCloudflare Viteプラグインの両方でオープンベータ版として利用可能な新機能Local Explorerは、ローカル開発時にWorkerが使用するシミュレートされたリソース(サーバレスkey-valueストレージ、R2オブジェクトストレージ、D1データベース、永続オブジェクト、ワークフローなど)を詳細に調べることができる。とくにエージェントを使用して構築する場合、Local Explorerはエージェントがデータに対して何を行っているかを理解するのに役立ち、よりインタラクティブにローカル開発を進めることができる。

Wrangler CLIまたはCloudflare Viteプラグインを使用してアプリを実行すると、Local Explorerを開くよう促され、Workerに現在接続されているバインディングと、それらに関連付けられたデータを確認するためのローカルインターフェースが開く。Local ExplorerはWranglerまたはViteプラグインを搭載したすべてのアプリケーションで利用可能で、エージェントのアクセス先を/cdn-cgi/explorer/apiに指定することで、エージェントとの通信だけでローカルリソースを管理できる。

Local Explorer

なおエージェントウィークでは、すでにCloudflare Sandboxesの一般提供や、Dynamic Workers用のDurable Objectのベータ提供などが発表されており、今後もエージェントに関連する新たな発表が予定されている。

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