“i486のメンテナンスは本来、我々が抱えるべき類の負荷ではない。あたりまえだけど開発者の誰もこの環境のことを気にかけていないし、誰も動作検証をしようとしない。そりゃそうだよ、だって古くて誰にとっても無関係なハードウェアなんだから” ―Linus Torvaldsが2022年10月にi486 CPUのサポート終了に関してこう言及してから約3年半、ようやく実現に向けて本格的な動きが始まったようだ。
LinuxカーネルエンジニアのIngo Molnar
MolnarはパッチのコメントでLinusが最近、
Linusはもともと、古いアーキテクチャのサポートを長く続けることには否定的な態度を取っており、i486に関しては
x86アーキテクチャではx86-32環境下に多様で複雑なハードウェアエミュレーション機構が組み込まれている。太古の32ビットCPUをサポートするためだけにその機構は存在しており、それらのCPUをモダンカーネルと組み合わせて使っている人はごくごくわずかだ。こうした互換性を維持するためだけの
“つなぎ” のしくみは別の新たな問題を引き起こし、その解決のために開発者の時間が費やされることもある。本来なその時間はもっと別の作業に費やされるべきなのに。
Molnarが作成したパッチは、早ければ6月後半のリリースが見込まれる
