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Linux 7.1-rc1がリリース “削除した古いコードを補ってあまりある新機能とコードが追加された”

Linus Torvaldsは4月26日(米国時間⁠⁠、次期Linuxカーネル「Linux 7.1」の最初のリリース候補版となる「Linux 7.1-rc1」を公開した。Linux 7.1ではi486の段階的なサポート終了を含む、古いハードウェアサポートの整理が進行中だが、Linusは「削除した古いコードを補ってあまりあるほど多くの新機能とコードが追加されており、削除された行数よりも追加された行数のほうがはるかに多くなっている」とカーネルのコードベースが増大傾向にあるとしている。

Linux 7.1では、カーネルメンテナーの負担を最小限に抑えることを目的に、多くの古いハードウェアサポートのドライバが削除される。たとえばISDNサブシステムやPCMCIAネットワークアダプタ、アマチュア無線、バスマウス、ロシアのBaikal CPUなどで、これらのサポートを削除するパッチはすでにマージ済みだ。また、前述のようにLinux 7.1からはi486 CPUのサポート終了が段階的に進む予定で、32ビット環境のサポート範囲は徐々に縮小していくことになる。

一方で、Linusがコメントしている通り、Linux 7.1-rc1には削除したコードを大きく上回る行数のコードが追加されており、多くの新機能が実装される予定だ。なかでも注目を集めているアップデートのひとつが、Linusが「NTFSの復活(NTFS Resurrection⁠⁠」と呼ぶ新しいNTFSドライバの統合だ。これはメンテナーのNamjae Jeonが4年をかけて従来のNTFSドライバを書き換えたもので、WindowsとLinuxのデュアルブート環境において安定性とパフォーマンスを大幅に向上させることが期待されている。

開発が順調に進めば、Linux 7.1は6月中旬(6月14日または6月21日)ごろに正式にリリースされる予定だ。

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