Linux Daily Topics

Fedora Linux 44リリース⁠⁠、デフォルトデスクトップにGNOME 50 / KDE Plasma 6.6を採用

Fedoraプロジェクトは4月28日、「⁠Fedora Linux 44」の一般提供を開始した。フラグシップとして提供されるのは「Workstation(GNOMEデスクトップ⁠)⁠」⁠「⁠KDE Plasma Desktop(KDE Plasmaデスクトップ⁠)⁠」⁠「⁠Server(コミュニティサーバOS⁠)⁠」⁠「⁠Cloud(軽量VM⁠)⁠」⁠「⁠CoreOS(コンテナ最適化⁠)⁠」⁠「⁠IoT(エッジ⁠)⁠」の6エディションで、ほかにもイミュータブルデスクトップの「Fedora Atomic Desktops」や軽量デスクトップ環境に対応した「Fedora Spins⁠」⁠、特定の用途に特化した「Fedora Labs」などのオプションも用意されている。

Fedora Linux : Editions

Fedora Linux 44はLinuxカーネルに2026年2月にリリースされた「Linux 6.19」を採用、またデスクトップ版では「GNOME 50」(⁠Workstation)および「KDE Plasma 6.6」(⁠KDE Plasma Desktop)がそれぞれデフォルトデスクトップ環境となっており、デスクトップにおけるWayland指向がより強くなっていることがうかがえる。

Fedora Linux 44のその他のおもなアップデートは以下の通り。

  • Anacondaインストーラ
    • …インストール後のネットワーク設定を簡素化するために、デフォルトですべてのネットワークデバイスのネットワークプロファイルを作成することをやめ、インストール時に構成されたデバイスのネットワークプロファイルのみを作成する
  • OpenSSL証明書ファイルの処理
    • …CS証明書にディレクトリハッシュのサポートを導入し、OpenSSLの読み込み時間を改善
  • Fedora Cloudのブートパーティション(/boot)にBtrfsを使用
  • Ansible 13のサポート
  • MariaDB
    • …バージョン管理されたパッケージレイアウトのmariadb11.8を使用

Fedora Linux 44はバグ修正やセキュリティ強化の必要が生じたことから、当初のスケジュールよりも2週間遅れてのリリースとなったが、コミュニティではとくに大きな問題に発展することはなく、ユーザからも好意的に受けとめられているようだ。なお、次のバージョンアップとなる「Fedora Linux 45」は2026年10月20日ごろのリリースが予定されている。

おすすめ記事

記事・ニュース一覧