Microsoft⁠DOS 1.0のソースコードと開発関連資料を公開

Microsoftは2026年4月28日、86-DOS 1.00/PC-DOS 1.00のカーネルコードを含む最も初期のDOS開発に関する資料をGitHub上で公開した

今回公開された資料は、DOSの作者であるTim Paterson氏による提供のプリントアウトされたソースコードリストを、Yufeng Gao氏とRich Cini氏が率いる歴史家と保存活動家からなる専門チームがOCRスキャンし書き起こしたものが元となっている。これらにはIBM PC向けDOSの最初のリリースであるPC-DOS 1.00カーネルのスナップショットと、元になった86-DOS 1.00カーネルのソースコード、そしてCHKDSKなどのおなじみのユーティリティのアセンブラのリストと、さらにアセンブラ自体のリストも含まれている。

いくつかのリストにはTim Paterson氏が保存した、当時の作業状態や手書きのメモが含まれており、変更のタイムラインが作成され、どの機能がいつ実装されたか、どのようなエラーが発生し、どのように修正されたかがわかる、あたかもGitリポジトリのコミット履歴のように確認できるという。MS-DOS/PC-DOSがどのようにして誕生したのか、そして当時のOS開発がどのように行われていたのかを探ることができる、貴重な資料と言える。

これらの資料は間もなくInterim Computer Museumで公開される予定。

スキャンされたDOS 1.0のリストとOCR処理されたコードは、以下のGitHubリポジトリで、MITライセンスの元公開されている。

Paterson-Listings

また、保存活動チームによりデータ化された記事全文は、以下で公開されている。

さらに、印刷されたソースコードリストのOCRスキャンについてのJoshua D. Scarsbrook氏による解説は、以下で読むことができる。

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