Zed⁠エージェントをターミナルで管理できる「ターミナルスレッド」追加 ―Zed内でClaude Codeサブスクリプション利用が可能に

Zed Industriesは2026年5月20日、同社が開発するコードエディタZedの最新バージョン1.3.5で、エージェントパネルでターミナルをスレッドとしてホストする「ターミナルスレッド(Terminal Threads⁠⁠」の機能を追加したことを発表した。

Zedでは複数のエージェントを組み込み、サイドバーで管理して動作させることができるが、これまではZed自体の組み込み(ファーストパーティ)エージェントや、ACP経由で接続された外部エージェントのみが使用できた。ターミナルスレッドを使用すると、ターミナル上で実行されるエージェントも組み込まれたエージェントと同様に操作することができる。

ターミナルスレッドはACPに対応していないコーディングエージェントAmpや、Claude Codeのターミナル、Codex、OpenCode、Piなどに対応している。各コーディングエージェントごとの詳しい設定等についてはZedのドキュメントを参照。

この機能追加の背景には、エージェントコーディングの料金体系の変化も影響している。GitHub Copilotが6月1日から使用量ベースの課金に移行し、Anthropicは6月15日からAgent SDKやコマンドライン自動実行の専用クレジットをサブスクリプション上限料金と別に請求すると発表するなど、これまでサブスクリプション料金内で可能だった外部エージェント活用が従量制となり、Zedのユーザーの中にも大きなコスト増となるケースが報告されている。既存のClaudeサブスクリプションを使用してZed内でClaude Codeを使い続けるには、ターミナルスレッドを使用するしか方法が無い。

ChatGPTサブスクリプションでZedエージェントが使用可能に

なお、Zedは上記と同様の目的でOpenAIと提携し、2026年5月15日にZedのエージェントからChatGPTのサブスクリプションを直接利用できるようになったことが発表されている。

ZedのエージェントにChatGPTアカウントでサインインすることで、ChatGPTでCodexを利用するのと同じ利用条件で、OpenAIのモデルをZed内で直接利用できる。CodexをZedやJetBrainsといったACP互換のクライアントに外部エージェントとして組み込むための「ACPアダプター」が用意されており、これを使ってACP経由でOpenAIモデルを利用することも可能。もちろんターミナルスレッドを利用してCodex CLIをZedターミナルで実行することもできる。

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