本連載では、Blender の基本的な知識、機能についてイラストを交えながら紹介しています。第78回目は、Blenderでオブジェクトを作成し、レンダリングした際にオブジェクトにアウトラインを作成する方法を見ていきます。
今回みていく内容
アウトラインとは、オブジェクトの輪郭などを縁取る線のことです。
オブジェクトがあり、マテリアルの設定やカメラ、ライトの配置なども完了している前提で話を進めていきます。
FreeStyleという方法を使ってみる
アウトラインを作成する方法はいくつかあります。今回は「FreeStyle」という機能を使っていきたいと思います。FreeStyleの機能を使うには、レンダーエンジンを「EEVEE」もしくは「Cycles」にする必要があります。そこで、まずは画面左側にある[レンダープロパティ]から[レンダーエンジン]を「EEVEE」もしくは「Cycles」に変更しましょう。
次に、同じく[レンダープロパティ]からFreeStyleを適用させます。項目内に[FreeStyle]があるので、チェックマークを入れましょう。
設定項目をいろいろ変えてみる
FreeStyleではアウトラインの太さや線の色、どこにアウトラインを表示するかなどを設定できます。また、どのような結果になるかは実際にレンダリングしてみないとわからないので、覚えておきましょう。
FreeStyleの設定を行うには、画面左側[ビューレイヤープロパティ]を選択します。FreeStyleの設定項目は、スクロールすると見ることができます。
かなり下のほうまでスクロールすると、[FreeStyleカラー]という項目が出てきます。そこをクリックしてメニューを表示させることで、アウトラインの色を変更できます。デフォルトでは黒色になっています。
[FreeStyleカラー]のすこし下にある[FreeStyle幅]では、アウトラインの太さを変えることができます。[ベース幅]の数値を変えると以下のようになります。数値が大きいほど、アウトラインの太さは太くなります。
すこし戻って、[エッジタイプ]を見てみます。デフォルトでは[シルエット][クリース][ボーダー]にチェックが入っています。その状態でレンダリングしてみると、オブジェクトの内部の一部分もアウトラインが入っていることがわかります。
それらの項目すべてチェックを外し、かわりに[輪郭]にチェックをつけてみます。すると、オブジェクトの外側の輪郭のみにアウトラインが入るようになりました。
このように、FreeStyleでは設定次第で自由にアウトラインを作成できます。今回紹介した項目以外にも、かなりたくさんの設定項目があります。それぞれ変更してみてどのような結果になるのか試行錯誤するのも楽しそうですね。