Googleは2026年6月18日、GoogleスプレッドシートでGeminiを使ってスプレッドシート全体を作成・編集する機能について、日本語を含む28言語へ対応を拡大したと発表した。Rapid ReleaseとScheduled Releaseの両ドメインで、同発表時点で利用できる。対象言語には、日本語、韓国語、簡体字中国語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語などが含まれる。
この機能では、ユーザーがGoogleスプレッドシートのサイドパネルにあるGeminiへ自然言語で指示すると、Geminiが表、ピボットテーブル、グラフ、数式といったGoogleスプレッドシートの機能を使い、スプレッドシートの作成や編集を実行する。Googleは、予算の更新、複雑な財務モデルの作成、データ分析などの用途を例に挙げている。
スプレッドシートのGeminiで、日本語で指示して、シートを作成してみた例。作成してもらいたいものを指示すると、まずは計画の改善が提案される。その改善に対して回答すると、作業計画が提案されるので、承認するかたちになる。その後、その計画に基づいて、スプレッドシートが作成される。なお、指示にURLを含めても、GeminiはそのURLを参照することはできないようだ。
このスプレッドシート作成・編集機能は、今回の発表で日本語に対応した。Googleは2026年4月22日の発表でこの機能を「米国で英語のみ」としていたが、今回の発表では対応言語を28言語へ広げ、対象に日本語を含めた。
管理者向けには、Gemini for Workspace in Sheetsが有効な場合、この機能はデフォルトで利用可能になると案内している。対象プランの詳細は発表記事を参照のこと。
なお、Geminiを使ったGoogleスプレッドシートの作成・編集機能では、ファイルやメールなどの関連情報を使って、表や数式、ピボットテーブル、グラフを作る用途も想定されている。エンドユーザーが使うにはWorkspaceスマート機能を有効にしておく必要があり、有効なユーザーにはスプレッドシートのサイドパネルにGeminiアイコンが表示される。
Gemini in Sheetsの利用量については、Workspace顧客がこの作成・編集機能を試せるよう、2026年7月15日まで通常より高い使用量上限を適用する。7月15日以降はユーザーごとの使用量上限が適用される予定で、適用前にヘルプセンターで追加情報を公開するという。