MDN⁠MCPサーバーを提供開始

MDNは2026年6月15日、同サイトのドキュメントなどをAIツールに取り込むことができるMCPサーバーをリリースした。現在は試験運用中。

MDNはMozillaプロジェクトが運営するフロントエンド技術のリソースサイト。MDNではWeb開発ワークフローで使用されるコーディングエージェントなどが古い情報や知識にアクセスして表示してしまう可能性があることを危惧しており、同サイトが提供する最新のWebプラットフォーム情報にアクセスできるよう、MDN MCPサーバーを開発した。

MDN MCPサーバーは、VS Code、Zed、Cursor、Claude Code、Codex CLIなどを含むあらゆるMCP互換クライアントと連携できる。たとえば、Codexでは設定画面で新しいMCPサーバーとして追加するか、コマンドラインで次のように指定することでMDN MCPサーバーを利用できるようになる。

codex mcp add mdn --url=https://mcp.mdn.mozilla.net/
CodexでMDN MCPサーバーを使用した例
CodexでMDN MCPサーバーを使用した例

MDNでは、2026年5月19日にリリースされたFirefox 151で追加された機能について、Claude Opus 4.7を使ったClaude Code上でMDN MCPサーバーの有無によるテストを行った。その結果、最新機能の使い方についてはほとんど差が見られなかったが、ブラウザのサポート情報についてはMDN MCPが無効の際には多くの項目で最新情報が反映されず、有効時に正確な情報を示した。またMDN MCPサーバーを使用した応答は未使用時に比べて約2倍速くなった。MDN MCPサーバーを使用しない場合、Claude Codeは最新情報を取得するために多数のHTMLページを取得して解析する必要が生じ、時間がかかる上に正確な結果が得られないとのこと。

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