イラストでわかる! Blenderの基礎知識

Blenderで意識する「ポリゴン数」「トポロジー」意味とそれぞれの違いを見ていこう

本連載では、Blenderの基本的な知識、機能についてイラストを交えながら紹介しています。第81回目は、モデルを作っていくときに意識するといい点について見ていきます。

これまではモデリングを作る際というよりは、Blenderを操作するうえで知っておくと便利な機能を見ていきました。今回はすこし原点に戻って、モデリングをするときに意識しておくといいことを紹介してみます。

面の数と面の流れを意識する

ハイポリゴン、ローポリゴンという言葉があるように、3DCGでモデリングをするときには、ポリゴン数(面の数)が注目されることが多いです。ポリゴン数は多いほど表面は滑らかできれいに見えます。

しかしそれだけではなく、トポロジー(面の流れ)を意識するとさらにきれいなモデルを作ることができます。詳しい内容は、もうすこし後で見ていきます。

ポリゴン数は多ければいいというわけではない

ポリゴン数については先ほども述べたように、数が多ければ多いほど表面が滑らかできれいに見えます。しかし、ポリゴン数が多い=パソコンで表示するときに処理をしなければならないものが増える、ということです。つまり、Blenderを操作するときに動作がもたついてしまい、操作しにくいと感じる可能性が高くなるのです。

そのため、制作しているモデルにマテリアルをつけたり、動きをつけたりとどんどん複雑なことをしていっても快適に操作するためには、むやみにポリゴン数を増やすという方法がよくない結果になることもあります。

どれくらいのポリゴン数がいいのか、というのは自分が制作したいモデルのイメージによって大きく変わります。ポリゴン数の少ないちょっとレトロチックな雰囲気にしたければポリゴン数は少ないほうがいいでしょうし、実写と見間違えるほど精巧な作りにしたければポリゴン数はもちろん多いほうがいいでしょう。

オブジェクトをきれいに見せるには、ポリゴン数のほかにも、トポロジーという面の流れを意識することが大切です。

トポロジーは、面をどのように貼っていくのか、どのように面を分割していくのか、といったことを指します。コップをモデリングするとなった際、面の貼り方・面の分割方法は人の数だけあります。この「面の貼り方・面の分割方法」のことをトポロジーというわけです。

どんなトポロジーがいいと言われる?

きれいに見えるトポロジーというのは、モデル全体を見たときに自然な流れに沿って面が貼られています。また、隣あっている面の大きさの差が極端でないことも、きれいなトポロジーであると言えるでしょう。

同じモデルだとしても、きれいなトポロジーとあまりきれいではないトポロジーでは以下のように見た目に少し差が出ているのがわかるでしょうか。

モデルをきれいに作る方法、と聞くとポリゴン数を多くすればいい!と思いつきがちですが、そこに加えてトポロジーを意識してモデルを作ってみるとあとからモデルの編集も行いやすかったりとメリットも多いです。

ぜひ、トポロジーも意識してモデリングを行ってみることも試してみるといいかもしれません。

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