HTML-in-Canvasを活用したWeb視覚効果ライブラリ「Canvas UI」⁠オープンソースとして公開

フロントエンド開発者のDavid Haz氏は2026年7月23日、Web用の視覚効果コンポーネントライブラリ「Canvas UI」を、MIT + Commons Clause(コモンズ条項付きMITライセンス)の元、オープンソースとして公開した。

Canvas UI: Creative Canvas and WebGL Component Library
https://canvasui.dev/

Canvas UIはW3CのWICGが試験的に公開しているChrome用のAPIであるHTML-in-Canvas APIを元に構築されている。このAPIを使うと、Webのインタラクティブ性やアクセシビリティ、ブラウザ機能を妨げることなく、DOMコンテンツを2D canvasまたはWebGL/WebGPUテクスチャに直接描画できる。Canvas UIはこれを視覚効果ごとにコンポーネント化したもの。

各コンポーネントはReact、Solid、Preact、Vue、Vanilla JS(またはVanilla TS)を含む6種類のフレームワーク向けに提供される。それぞれが単一のスタンドアロンファイルで、shadcnレジストリを通じて配布されるため、インストールするとソースコードがそのままコピーされ、変更も自由。更新が必要なパッケージはなく、特定のプラットフォームに縛られることもない。

また、各エフェクトはWebGLを介してGPU上でレンダリングされ、画面外では一時停止される。アンマウント時に完全にクリーンアップされたり、モーションの低減設定なども反映可能など、重い動作とならないように配慮されている。

このほか、MCPサーバーをサポートし、AIエージェントからの利用も考慮されている。レジストリはSHADCNプロトコルに対応しているため、SHADCN MCPサーバーを備えたAIアシスタントによってプロンプトからライブラリの閲覧、ドキュメントの閲覧、コンポーネントのインストールなどを指定することができる。

提供される視覚効果は以下の25種。

  • Asciify
  • Bend
  • Blaze
  • Bubble
  • Cloth
  • Clouds
  • Dithered Object
  • Droplets
  • Frost
  • Glass
  • Glass Object
  • Glitch
  • Grid
  • Hex Float
  • Laser
  • Liquid
  • Magnify
  • Particle Object
  • Particle Reveal
  • Particle Scroll
  • Peel
  • Retro Dither
  • Ripple
  • Shatter
  • VHS

なお、HTML-in-Canvas APIはChrome 148~150で実行できる実験的な機能であるため[1]、Canvas UIはコンポーネント実行時にブラウザのサポートを検出し、純粋なWebGLオーバーレイへと適切にフォールバックする。

詳しい使用法はドキュメントを参照。

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