Discourse⁠無料の公式ホスティングプラン「Free」一般提供を開始

コミュニティプラットフォーム「Discourse」は2026年7月14日、無料プラン「Free」の一般提供開始を発表した。メンバー数に上限はなく、チャット機能も利用できる。ホスティング基盤の保守、自動更新、バックアップはDiscourse側が担う。なお、同プランは2月10日にベータ版として先行提供されていた。

Freeプランには、管理者やモデレーター向けのスタッフ枠が2人分用意され、サイトにはyourname.discourse.group形式の無料サブドメインが割り当てられる。

機能面では、Discourseの基本機能を利用できる。長文の議論に向くスレッドとリアルタイムチャット、全文検索、メールでの閲覧・返信に加え、参加状況に応じてメンバーへ段階的に権限を与える仕組みも備える。

管理者は、サイトに参加できるメンバーや扱う話題、モデレーション方針を決められる。投稿を通報する機能や審査キュー、確認が必要なコンテンツを検出する自動チェックのほか、メンバーや権限を細かく管理する機能も利用できる。

公式料金表によると、Freeプランの利用枠は月間ページビュー50万、月間メール2万通、ストレージ5GB、AIクレジット1日10万、コンテンツ翻訳2言語で、カテゴリー数は10となっている。

Discourseは、初期段階のスタートアップ、オープンソースプロジェクト、顧客サポートやフィードバック、社内の議論を1カ所にまとめたい企業やチームを主な利用対象に挙げている。

利用を始めるには、Freeプランの案内ページ「Start your free community」を選び、Discourse IDでログインする。続いて、サイト名とアドレス、ロゴ、配色、説明文を設定する。参加者向けのソーシャルログイン機能もあらかじめ用意されている。

コミュニティがFreeプランの利用枠を超えた場合は、有料プランへ変更できる。有料プランにも項目ごとの上限があり、月間ページビューはProとBusinessで50万、Enterpriseで100万以上に設定されている。メール、ストレージ、AIクレジット、翻訳言語数にもプラン別の利用枠がある。カテゴリー数はPro以上で無制限となり、メンバー数はすべてのプランで無制限となっている。変更後もデータ、メンバー、履歴を引き継げるため、別環境へのデータ移行やサイトの再構築は不要としている。

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