Meta⁠エージェント型タスク向けモデル「Muse Spark 1.1」発表

Metaは2026年7月9日、エージェント型タスク向けのマルチモーダル推論モデル「Muse Spark 1.1」を発表した。

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Muse Spark 1.1は、今年初めに公開した初代Muse Sparkの改良版。Metaは、ツール利用やコンピューター操作、コーディング、マルチモーダル理解の性能を高めたとしている。

コンテキストウィンドウは100万トークンで、過去の操作や以前の作業から得た情報、重要なコードを保持し、長時間にわたるタスクを処理できるという。

同社によると、同モデルは複数のエージェントを統括するよう学習させており、新しいツールやサービスにもゼロショットで対応できるという。外部アプリをまたぐ複雑なタスクでは、計画を立て、並列のサブエージェントに作業を委任することを想定する。長時間のコンピューター操作では、文脈を維持しながら、スクリプト、直接のUI操作、バッチ処理を使い分けるとしている。

コーディングでは、複雑な機能実装やエンドツーエンドの開発タスク、コードベースの検索・理解で性能を向上させたと説明する。Metaが公表したベンチマークでは、ターミナル上でコーディングエージェントの能力を測る「Terminal-Bench 2.1」で80.0%を記録した。コンピューター操作を評価する「OSWorld 2.0」では、同社の比較図で1タスク当たり約6ドル、スコア約49となった。

OSWorld 2.0におけるコストとスコアの比較

また、画像や音声の入力を扱う認識・推論機能も備える。Metaは、画像を基にコードを生成する用途、画像・動画の詳細な説明、コンピューター操作を伴うエージェントタスクなどを例に挙げた。Meta社内では、コーディングと研究のワークフローにも利用しているという。

Muse Spark 1.1は現在、Meta AIアプリとWebサイト「meta.ai」のThinkingモードでも利用できる。

Metaは、現時点で米国の開発者を対象に、Meta Model APIを通じたMuse Spark 1.1のパブリックプレビューも開始した。利用料金は、発表時点で入力100万トークン当たり1.25ドル、出力100万トークン当たり4.25ドルとなる。この価格設定について、Meta CEOのMark Zuckerberg氏は、Muse Spark 1.1を「非常に低い価格」で提供すると述べている

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