さまざまなインフラ上でWebアプリケーションを構築⁠デプロイ⁠運用できるオープンソースのデプロイ基盤「OpenShip」リリース

Oblien LLCは2026年7月18日、オープンソースのデプロイメントプラットフォーム「OpenShip」をApache 2.0ライセンス[1]のもと、GitHub上で公開した。

OpenShipはGitのリポジトリを指定するだけでスタックを検出しビルドを実行、ユーザーが指定する任意のLinuxサーバーにデプロイする。デプロイ先はローカルマシン、VPSや専用サーバーなどのリモート環境(SSH経由で接続⁠⁠、Oblienが提供するマネージドクラウド「Openship Cloud」⁠※近日中にサービス開始、有料)から選ぶことができ、データベース、ドメイン、SSL、CDN、メール、バックアップはすべて一元管理される。CLI、Webダッシュボード、デスクトップアプリとしてリリースされ、いずれも同じバックエンドを操作するため、ユーザーは自身の作業スタイルに合わせてUIを選ぶことができる。

開発スタックとしてNode、Python、Go、Rust、PHP、Ruby、Java、.NET、Dockerなどが利用可能。またサービスとしてPostgreSQL(バージョン14~17⁠⁠、Redis、MongoDB、MySQL、S3互換オブジェクトストレージ、メールサーバーなどを簡単に組み込むことができる。Let's EncryptによるSSLや無制限のドメインは自動更新され、バックアップ、リアルタイム監視、クラウドでの自動スケーリングやセルフホストでのマルチノードにも対応している。REST APIやMCPもサポートし、MCPサーバを追加するとAIエージェントに接続できる。

とくにワンクリックで設定できる組み込みのメール(SMTP)サーバーはDKIM/SPF/DMARCに対応しており、SendGridやMailgunといった外部SaaSを必要としないため、メールボックスの上限数などサービス側の制限を受けることなく、インフラ構築のコストのみで独自ドメインでのメール運用が可能になる点が大きな特徴となっている。

OpenShipのインストールは以下のnpmコマンドで行う。

npm i -g openship
openship init

Dockerを使用する場合は以下を実行する。

git clone https://github.com/oblien/openship.git && cd openship
cp .env.example .env
docker compose up -d

このほか、デスクトップアプリをopenship.ioから入手してインストールすることで使用を開始できる。詳しい利用法はドキュメントを参照。

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