Plasma AIは2026年7月21日、複雑な作業を複数のAIエージェントに分担させるツール
Introducing Fractal:
— Plasma AI (@Plasma__AI) July 21, 2026
An open source tool for building hierarchical agent loops.
We built Fractal to solve our hardest problems. pic.twitter. com/ Hqa1ze18wl
タスクをノードに分け、親が成果を統合
Fractalでは、1つの目標に取り組むエージェントをNODE.を編集して実行中のノードに指示を加えられるほか、反復回数、ツリーの深さ、子ノード数、コスト、実行時間などに上限を設定できる。
作業を分割できる場合、ノードはより狭いサブタスクを切り出して子ノードへ委ねる。委譲先も同じループを繰り返し、必要に応じて下位のノードを増やす。完了した子ノードのブランチは親ノードが取り込み、その成果を踏まえて次の計画を立てる。あらかじめ固定した構成ではなく、作業の内容に応じてツリーが成長する。
各ノードは個別の予算を持ち、自身と子孫ノードの消費額を追跡する。予算の残額が終了処理用の確保額まで減ると、現在の反復を終えた時点で実行を終了し、再帰的な処理が無制限に続くことを防ぐ。
メッセージとWikiで情報を共有、TUIで全体を確認
ノード間の連絡には、組み込みのメッセージ機能
知識は、各ノード固有のWikiと、全ノードが共有するプロジェクトWikiに分けて保持する。いずれもMarkdown形式で、共有分はリポジトリ内のwiki/に置かれる。各フォルダの_index.からページをたどれる構成で、通常のエディタでも編集できる。索引や相互リンクの管理には、Plasma AIがApache License 2.
Fractalを初期化したリポジトリ内でfractal openを実行すると、ノードツリー全体を表示する専用のTUIがターミナル上で起動する。画面では、ノードの状態、メッセージ、実行履歴、経過時間、コストなどを確認できるほか、実行中のノードへのメッセージ送信、エージェントとのチャット、ノードのターミナルへの接続も行える。
Fractal gives agents a coordination framework.
— Plasma AI (@Plasma__AI) July 23, 2026
Every node gets its own git worktree, a node-to-node messaging platform, project-level and node-level markdown wikis for durable memory, and the fractal CLI for spawning and managing sub-nodes.
It also ships with a TUI: pic.twitter. com/ mvbuYFWUAk
5種類のコーディングエージェントに対応
Fractalは、Claude Code、Codex、Grok Build、OpenCode、Oh My Piの5種類をバックエンドとして利用できる。実行時にはプロンプトを組み立て、各ノードの作業ツリー内でエージェントのCLIをサブプロセスとして起動する。親・
自らの開発にもFractalを使用
Plasma AIは、Fractalをオープンソースで公開する前に、そのリポジトリを対象に検証した。187ノード、深さ4のツリーで135件の問題を見つけ、そのうち55件をテストファーストで修正した。
さらに、Wiki構築、調査、ベンチマーク、製品開発、数値実験、メタ最適化という6種類の作業を対象に初期指示の改善案を検討し、すべてに有効と判断した17件の変更を採用した。調整後の指示を使った6回の実行は、人が途中で指示を加えずに完了したとしている。
pipで導入、エージェントから操作可能
FractalのCLIはPyPIで配布されており、Python 3.pip install fractalを実行して導入できる。通常のpipによる導入ではplasma-wikiも依存関係としてインストールされるため、外部のWikiサービスやデータベースサーバーは必要ない。
動作にはPythonのほか、Git、tmux、利用するコーディングエージェントのCLIが必要になる。fractal installを実行すると、Claude CodeやCodexからノードを作成・/fractalスキルも追加される。
また、Plasma AIはクラウド版