イラストでわかる! Blenderの基礎知識

Blenderでリファレンス画像を配置してモデリングする方法を知ろう ①最低限の設定 ~不透明度の変更と画像のロック~

本連載では、Blenderの基本的な知識、機能についてイラストを交えながら紹介しています。第82回目は、モデリングをする際に画像を配置して作っていくことのメリットを見ていきます。

リファレンス画像とは

Blenderでモデリングをしていくときに、画像を参考にしながら形を作っていくことがあります。そのときに参考にする画像のことを「リファレンス画像」といいます。

リファレンス画像(以下、画像)を配置することで、なんとなくこれくらいの大きさだったはず……といったような感覚ではなく、実際の大きさをもとにモデリングを行うので、より違和感のないモデルを作れるようになります。

画像を配置する

では、ここからは実際に画像を配置していきます。配置したあとは、うっかり画像を触らないようにロックしたり、不透明度を変更する方法なども見ていきます。

画像を配置するときは、視点の向きに注意です。なぜなら、現在向いている視点に画像が配置されるからです。

今回は真正面を向いた状態で画像を配置してみます。そこで、Blenderを開いたら「1」を押して、視点を真正面に向けましょう。真正面に視点を向けたら、画像を配置していきます。

画面上部右側にある[追加]をクリックし、表示されたメニューから[画像]にカーソルをあわせ[参照]をクリックします。すると、ウィンドウが開きます。

開いたウィンドウから、配置したい画像を選びましょう。画像を選択したら[画像をエンプティにドロップ]をクリックすることで、Blender内に画像を配置できます。パソコンのスペックによっては、画像が表示されるまで少し時間がかかる場合があります。待っていれば表示されるので、心配しなくて大丈夫です。

配置された画像の調整は、カーソルを画像の辺もしくは四隅の頂点に持っていき、ドラッグすることで拡大・縮小できます。

画像の不透明度を変更する方法とロックする方法

モデリングをしていく際、画像の不透明度を変更したほうが操作しやすい場合が多いです。そこで、不透明度の変更してみましょう。

先程配置した画像が選択された状態で、画面右側にある[オブジェクトデータプロパティ]をクリックします。すると、画像に対して設定をいろいろと行うメニューが表示されます。⁠不透明度]という項目があるので、チェックマークを入れておきます。

隣のボックスが値を変更できるようになるので、好みの見やすさになるまで、カーソルをボックス上でドラッグしましょう。ボックスをクリックして、直接値を入力することも可能です。値が小さくなるほど、画像は薄く表示されます。

最後に、モデリングをしているときにうっかり画像を触ってしまわないよう、画像をロックします。まずは、配置した画像をクリックして選択状態にします。次に、画面右上にある「アウトライナー」から三角フラスコのようなアイコンをクリックします。メニューが表示されるので、一番上にあるカーソルのようなアイコンをクリックしましょう。

メニュー外にカーソルを移動すると、メニューが消えます。そして、⁠アウトライナー」を見てみるとカーソルのアイコンが追加されていることがわかります。このアイコンは、オブジェクトの選択可/選択不可の切り替えができます。

デフォルでは選択可(触ることができる状態)なので、アイコンをクリックして選択不可(=ロックされた状態)に切り替えます。こうすることで、配置した画像をうっかり触ってしまうことが防げます。

今回は、Blender内にリファレンス画像を配置することのメリットと、実際に配置する方法を見ていきました。次回は、さらに画像を常にオブジェクトの全面に配置するのか、それとも背面に配置するのか、といったような細かな設定を見ていく予定です。

今回の内容だけでも、リファレンス画像をもとにモデリングを行うことはできます。が、さらに細かい設定もしたい!という方は次回も読んでくださると嬉しいです!

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