Blenderのスカルプトモードの概要を知ろう

本連載では、Blenderの基本的な知識、機能についてイラストを交えながら紹介しています。第84回目は、Blenderに用意されているスカルプトモードについて見ていきます。

スカルプトモードとは

Blenderには、オブジェクトを配置する[オブジェクトモード]や、配置したオブジェクトをより細かく編集する[編集モード]など、いろいろなモードが用意されています。その中のひとつに[スカルプトモード]というものがあります。今回は、そんなスカルプトモードの概要について見ていきます。

スカルプトモードとは、オブジェクトを粘土をこねるような感覚で形を作っていくモードになります。頂点を選択して動かして……といった操作ではなく、オブジェクトの表面を直接大胆に触って形作っていくことが可能です。

こんな機能がある

スカルプトモードでは、ブラシを使ってオブジェクトを形作っていきます。ブラシの種類はたくさんあり、ブラシごとにオブジェクトに与える影響が異なります。ここではブラシの効果をいくつか見ていきましょう。

ドロー(Draw)

ドローでは、なぞった表面が盛り上がります。何回もぐりぐりとこすることで、より盛り上がってきます。また、⁠Ctrl]を押しながら表面をなぞると、へこませることができます。

グラブ(Grab)

粘土のように、表面を掴んで引っ張ることで伸ばしたり、反対に押し込むことでへこませることができます。

スムーズ(Smooth)

なぞった表面を滑らかにします。

クリースシャープ(Crease Sharp)

なぞった表面がシャープな形状でへこみます。

しかし問題も…

スカルプトモードを使うとき、設定で「メッシュの数を増やすか増やさないか」という項目があります。メッシュの数を増やさない設定で進めていくと、思ったように形を作っていくことが難しく感じる可能性があります。

反対に、メッシュを自動的に増やしながら形作っていく設定にすれば、自分の想像したようにオブジェクトを変形していくことが可能です。しかし、際限なくメッシュが分割されていくので、かなりデータが重くなってしまう可能性があります。

そんなときのために、⁠リポトロジー」という作業を行うことがあります。リポトロジーについては、次回以降詳しく見ていく予定です。

また次回は、実際にスカルプトモードはどのように使うのか、といった点も見ていきたいと思います。次回も読んでくださると嬉しいです!

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