AIと対話してネイティブiOS/Androidアプリをリアルタイムに構築⁠SwiftUI対応コーディングプラットフォーム「Dactyl」発表

Deno開発チームは2026年8月23日、ネイティブのiOS/Androidアプリを開発できるバイブコーディングプラットフォーム「Dactyl」を発表した。

Dactyl -Build real app by describing it
https://dactyl.dev/

DactylはWebブラウザから操作するバイブコーディング プラットフォーム。入力した文章をAIエージェントがネイティブなモバイルアプリに変換する。アプリはSwiftUIでコーディングされており、Macを使用したりXcodeをインストールすることなくアプリ開発ができる。またiOS用と同じSwiftUIコードからWebViewなどのミドルウェアを介さずAndroidのネイティブAPKにコンパイルして実行できる。

エージェントは実際のデバイス機能(カメラ、地図、GPS、AIなど)を活用し、チャットアプリ、ソーシャルフィード、ゲーム、トラッカー、生産性向上ツールなど、ユーザーのアイデアにもとづいたさまざまなアプリを開発可能。

Dactylで開発できるさまざまなアプリ

また、WASMで構築されたSwiftUIレンダラーにより、開発中にブラウザやデバイス上でアプリがリアルタイムにビルドされる様子を確認できる。ビルドしたアプリはiPhoneやAndroid端末にインストールしたり、App StoreやTestFlightに公開できる(Google Playストアへの公開は後日予定⁠⁠。Dactyl自体はCloudflare Durable Objects上に構築されている。

Dactylを使用するには、dactyl.devにアクセスして、GoogleまたはAppleアカウントでログインするだけ。あとは表示されたプロンプトボックスにアプリの説明を入力すると、エージェントがアプリの構築を開始する。詳しい利用法はドキュメントを参照。

Dactyl開発に関わった、Denoの生みの親でDeno Land共同設立者のRyan Dahl氏も、Dactylで簡単なゲームを作成した経過を投稿している。

Dactylの料金プランは以下の3種。

Free⁠無料
  • ブラウザ上でピクセル単位で正確なiOSプレビューを即座に表示
  • 実際に構築するだけなら十分となる月額100クレジットまで試用可能
  • 開発者アカウントは不要で無料のApple IDのみでiPhoneにインストールできる
Builder⁠20ドル/月
  • エージェントはユーザーがもつ既存のChatGPTサブスクリプションを使って動作させることができる
  • TestFlightおよびApp Storeに月3回まで公開できる
  • インストールされたアプリのOTAアップデートが可能
  • ビルド、ロゴ、モックアップ、3Dアセットを月に200クレジットまで利用可能
Standard⁠100ドル/月
  • AIが含まれておりChatGPTは不要。Claude OpusやFableなどの別の高度なモデルも使用できる
  • 月に1000クレジットまでAIモデル、ビルド、アセットが利用可能
  • 月30件まで公開可能
  • 既存のChatGPTサブスクリプションでAIを実行すると、クレジットの消費を抑えることができる

おすすめ記事

記事・ニュース一覧