Debianプロジェクトは8月29日、数週間に渡ってプロジェクト内で議論されてきたAI/
投票の対象となった9つの案は以下の通り。
- Option 1 … 社会契約
(Social Contract) にもとづき、LLMによる貢献を禁止する (Ban LLM contributions from Debian via Social Contract) - Option 2 … 条件付きでAI支援による貢献を許可する
(Allow AI-Assisted Contributions with conditions) - Option 3 … 可能な限りLLMを排除し、行動規範
(Code of Conduct) を更新する (Reject LLMs as far as practical, update Code of Conduct) - Option 4 … Debian固有の作業におけるAIによる貢献を受け入れる
(Accept AI contributions for Debian specific work) - Option 5 … 生成AIの責任ある利用
(Responsible Use of Generative AI) - Option 6 … 生成AIに対する慎重なアプローチ
(A cautious approach to generative AI) - Option 7 … Debianは人間によって作られる
(Debian is created by humans ※Debianへの直接的な貢献は人間が行うが、貢献者が使うツールの制限はしない) - Option 8 … LMの利用を避ける: 気候破壊は容認できない
(Avoid the use of LLM: climate destruction is a deal breaker ※LLMの利用は地球の生態系の破壊を加速させる→気候破壊につながる) - Option 9 … 上記のいずれでもない
(None of the above)
勝者となったOption 5の
また、AIによる成果物の著作権やライセンスに関しては
さらにセキュリティに関しても人間による監督と責任を重視しており、Debianプロジェクトの機密情報
「本決議は、生成AIがDebianの貢献者にすでに求められている基準を超えて特別なルールの対象となるわけでも、それらの基準から免除されるわけでもないことを確認するものである。あらゆる貢献に対する責任は、それを提出した貢献者に帰属し、その貢献者は、技術的な品質、法的な許容性、およびDebianへの取り込みに対する適切性について責任を負い続ける」
もっとも今回の
議論が継続中とはいえ、AIコーディングが多くの開発者にとっての日常風景となった現在、Debianのように歴史ある大規模プロジェクトにおいて
