Gemini Notebook⁠Studioパネルで作れるクイズや資料⁠スライドなどをチャットから生成可能に —⁠—Google AI Proの全ユーザーへ展開

Gemini Notebook(旧NotebookLM)の公式Xアカウントは2026年8月4日、⁠より強力なNotebook体験」をGoogle AI Proユーザー全員へ展開したと案内した。Web版のチャットにプロンプトを入力すると、ノートブックへのソース追加やWeb検索を使った分析に加え、クイズや資料、スライドなど、Studioパネルに表示される出力の生成も依頼できる。

ソース追加からクイズ⁠ファイル生成まで⁠プロンプトで依頼

公式X投稿では、チャットから依頼できる操作を、学習、ビジネス、個人利用の3分野に分けて紹介している。日本語に意訳すると、次のようになる。

学習
  • 「ソース内の異なるトピックを取り上げ、徐々に難しくなるクイズを5つ作成して」
  • 「講義メモを、5問の練習問題を含む体裁の整ったPDF学習ガイドにまとめて」
  • 「この授業シラバスに含まれるURLをすべてソースとして追加して」
ビジネス
  • 「製品ラインごとの売上成長率を計算し、その推移をグラフ化して」
  • 「マーケティング資料を読み、Webで競合企業を調査して、メッセージをどう調整すべきか提案して」
個人利用
  • 「アップロードしたキッチンリフォームの領収書から、すべての作業と費用を管理するスプレッドシートを作って」
  • 「この不動産の購入について分析して。周辺地域の直近の市場動向を調べ、今後の傾向を予測し、見つけたデータを分析するためのスプレッドシートを作って」

依頼内容や生成結果は、ノートブック内のソースに応じて変わる。

チャットの強化点

投稿への返信では、Google AI Proユーザー全員への展開完了にあわせ、次の3点を補足している。

  • 新しい出力形式への対応:PDF、PNG、Word文書などを例示している。このほか、Markdown、テキスト、JPG、GIF、SVG、CSV、JSON、Excel、PowerPointにも対応する。[1]
  • 複数の出力をまとめて生成:1つのプロンプトで内容の異なる複数の出力を作成できる。
  • 分析・推論能力の向上:チャットで、より高度な分析を行える。

投稿に添付された約16秒の動画では、バードウォッチングのノートブックに「毎回異なるバードウォッチングのトピックを扱い、難易度が徐々に上がるクイズを5つ作成して」と入力することで、Studioパネルの生成ツールを個別に操作せず、1つのプロンプトでテーマと難易度の異なるクイズをまとめて作れることを示している。

Google LabsのSimon Tokumine氏はXへの投稿で、今回Google AI Proアカウント向けに提供する「Notebook Agent」について、Google AI Ultraユーザーなどに先行提供されていたGemini Notebookのクラウドコンピュータの作業支援や共同作業の機能を、より多くのユーザーへ広げるものだと述べた。この仕組みはAntigravityとGemini 3.5を利用し、オンライン調査、データ分析、グラフ作成のほか、ポッドキャストシリーズ、PowerPoint、Word文書、PDF、画像などをチャットから作成できるとしている。同じくGoogle LabsのUsama Bin Shafqat氏はXへの投稿で、今回の仕組みを「OS」と表現している。Gemini Notebookをリサーチツールから仕事全般を進められる場所へ発展させているとも述べている。

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