Y Combinator
We’ve decided to open-source a multi-agent harness we use internally at YC.
— Y Combinator (@ycombinator) July 31, 2026
We call it “QM” and it’s meant to be easy to customize, like Hermes or OpenClaw, but useful for a whole company. We use it across accounting, legal, events, and engineering (including building QM… pic.twitter. com/ OXMKty4cpM
QMは、組織で複数のAIエージェントを運用し、エージェントの実行やツールの利用範囲などを管理する
QM本体は組織が所有するクラウド環境で動作し、従業員はSlackやWeb UIから利用する。QM内には、利用者ごとの個人用スコープと、Slackチャンネルやプロジェクトごとの共有スコープを設ける。メモリ、ファイル、資格情報へのアクセス範囲、権限、継続して利用できるサンドボックスは、スコープごとに分けて管理する。個人用スコープではほかの利用者に影響を与えずに作業でき、共有スコープではエージェントと共同作業できる。
このほか、cronによる定期実行やWebhookを使った処理の起動、社内情報に接続するコネクター、エージェントによるブラウザ操作、共有可能なWebアプリの生成などの機能を備える。社内のメモ、メール、文書、データベース、Webをまとめて検索でき、受信トレイを定期的に整理して返信案も作成する。開発作業では、既存のリポジトリでテストを実行したり、プルリクエストを作成したり、CIを監視したりできる。
QMの運用管理者は、組織内で利用できるハーネスとAIモデルを設定する。利用者はWeb UIで、許可された選択肢からPi、OpenCode、Codex、Claude Codeなどのハーネスと、それに対応するAIモデルを会話ごとに選べる。選択したハーネスは利用者の端末ではなく、クラウド上のQMで動作する。
エージェントとのやり取りは中央のコアを経由する。QMはユーザーデータやセッション履歴をPostgreSQLに保存し、コマンドをスコープごとのサンドボックスで実行する。Web UIや管理画面、Slack連携は、コアに追加するプラグインとして提供される。
YCはGitHubリポジトリで、組織向けの導入手順を公開している。現時点では、導入先にFly.deploy https://と指示する例も挙げている。
YCによると、QMは実験的なソフトウェアで、開発初期のため不具合も残る。セキュリティ文書では、利用者のデータと操作をスコープごとに分離することを設計上の目標としている。ただし、この設計目標は情報漏えいを防ぐ保証ではなく、導入先の環境に応じたセキュリティレビューに代わるものでもない。