イラストでわかる! Blenderの基礎知識

Blenderのスカルプトモードの操作方法を知ろう ブラシの設定や便利なマスク機能など〜

本連載では、Blender の基本的な知識、機能についてイラストを交えながら紹介しています。第85回目は、Blenderに用意されているスカルプトモードの実際の操作方法について見ていきます。

今回は、前回に引き続きスカルプトモードに関する記事になります。

スカルプトモードへ切り替える

今回は、スカルプトモードで実際にどのように操作していくのか、といった部分を見ていきます。まずは、スカルプトモードへの切り替え方です。

馴染みのある方法としては、画面左上にある[オブジェクトモード]をクリックし、表示されたメニューから[スカルプトモード]をクリックする方法があります。画面上部にあるワークスペースの切り替え欄から、⁠スカルプト]をクリックすることでも、モードを切り替えることができます。

ブラシの強さや大きさ

スカルプトモードに変更すると、画面左側と下側にさまざまなアイコンが表示されている状態になります。下側にはブラシの種類が表示されていて、その中から自分の用途にあったブラシを選択して使っていきます。

これ以降は、デフォルトで選択されている[Draw]のブラシを使って説明していきます。ブラシが選択された状態で画面にカーソルを持っていくと、青い円が表示されます。この円の大きさが、そのままブラシの大きさを表しています。

スカルプトモードでは、ブラシの大きさや強さなどを画面上部から設定できます。ブラシの大きさを大きくしてみると、青い円が大きくなったことがわかります。そして、ブラシのサイズが大きいと、その分大きな範囲の形を変えることができます。

そして、強さは強くしただけブラシそれぞれの効果を強くできます。

こんな便利な機能も

スカルプトモードには、いろいろな便利な機能があります。ここでは3つ紹介したいと思います。

ダイナミックトポロジー

この機能は前回紹介しましたが、今回も取り上げておきます。ダイナミックトポロジーでは、ブラシでなぞった部分を自動的に細分化し、より思ったように形状を変化できます。

画面右上に「Dyntopo」という項目があるので、ここでこの機能のオン/オフを切り替えます。デフォルトではオフになっています。クリックすると警告が出るので、⁠OK]を押すことで機能を使えるようになります。この状態でオブジェクトをなぞると、どんどん面の数が増えていき、形状が変化していきます。

マスク機能

ブラシを使って、どんどん形を変えていくときに「この部分は形を変えたくないな」という部分が出てくるはずです。そんなときはマスク機能を使いましょう。

画面左側にあるアイコンの上から3つ目がマスクのアイコンです。このアイコンをクリックしてオブジェクトをなぞっていくと、表面が黒くなっていきます。この黒くなった部分がマスクされた箇所となり、ブラシでなぞっても形状が変化しないようになります。

[Ctrl]を押しながらドラッグすると、マスクされた部分を解除することも可能です。

ミラー機能

ミラー機能を使うと、選択した軸を対象に形状を変化させることができます。

画面右上に蝶々のようなアイコンと[X]⁠Y]⁠Z]と書かれている箇所があります。X、Y、Zがそれぞれ対象となる軸です。試しに[X]をクリックして見ましょう。この状態でオブジェクトをなぞっていくと、X軸を対象とした反対側も同じように形状がかわっていくのがわかります。さきほど紹介したマスク機能でも、同様に軸を対象としてマスクをかけることができます。


今回は、スカルプトモードでの操作方法を見ていきました。次回は、スカルプトモードを使っていると知らず知らずのうちに増えていくメッシュの整理する方法などを見ていく予定です。次回も読んでくださると嬉しいです!

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