オープンソースのコーディングエージェントClineのデスクトップアプリ「Cline Desktop」登場

Cline Bot Inc.は2026年9月14日、オープンソースのコーディングエージェントClineのデスクトップ版「Cline Desktop」をベータ版として公開した。macOSおよびWindows上で動作する。

Cline for Desktop (Beta) - The Cline Coding Agent as a Native Desktop App
https://cline.bot/desktop

Clineはフリー版を含むさまざまなLLMをBYOK(Bring Your Own Key)で使い分けながら自律的にコーディングを進めることができるオープンソースのコーディングエージェント。これまでVS Codeの機能拡張とCLI版Cline CLIが提供されてきた。

新たに発表されたデスクトップ版「Cline Desktop」は単独のアプリケーションとして動作し、エディタなど他の開発ツールを必要とせず、VS Code機能拡張やCLI版と同様のコーディングエージェントとしての機能をもつ。端末操作に慣れていないユーザにも使いやすいだけでなく、複数のエージェントを同時に稼働させることができ、1つのエージェントがコードを書き、もう1つはブラウザで調査を実行、さらに別の1つは反復タスクを処理する、といった利用が可能。コーディングだけでなくレポートの作成やドキュメント内容の確認、実行計画や履歴の追跡などさまざまなタスクに使用できる。

Cline Desktopの画面
Cline Desktopの画面

既存のワークフローからの移行も簡単で、Cline CLIまたは機能拡張版でタスクを開始し、デスクトップアプリで引き継ぐことができるほか、Claude CodeやCodexなど他社のエージェントからタスクをインポートして、Cline Desktopで好きなモデルを使用して作業を続行することもできる。

タスクのインポート
タスクのインポート

スケジュール機能を使ってエージェントに実行タスクと時間を指定し、朝のPRレビューや夜間のセキュリティスキャン、毎週のドキュメント更新といった定期的な作業を自動化することも可能。

またWeb検索機能は作業中にも実行可能で、常に最新情報を元にトピックの調査やさまざまな実行選択肢の比較、意思決定のための確認などに役立てることができる。さらに音声入力を使えばアイデアについて話したり、難しい問題を説明したり、アプリから直接Clineに長い指示を出すことができ、これらを組み合わせると、情報収集や漠然とした考えを実行可能な形にするのに大きな助けになるという。

さらに、カスタマイズメニューでツールやプラグイン、MCPサーバー、スキル等を管理できるほか、マーケットプレイスから新たにインストールすることができる。詳しい利用法はドキュメントを参照。

Cline DesktopはCline Desktopのトップページからインストールパッケージをダウンロードできるほか、ソースコードを含めたリソースがGitHub上で公開されている。

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