Docker⁠⁠、エージェント権限に関するオープン仕様「Docker Sandbox Kit Specification」を公開⁠⁠、CNCFとの提携を発表

Dockerは2026年9月24日、AIエージェントがサンドボックス内で動作する際のアクセス範囲や権限を定めた共通仕様「Docker Sandbox Kit Specification」をApache 2.0ライセンスのもとオープンソースとして公開した[1]。またあわせてこの仕様をLinux Foundationに提供し、今後はCNCF(Cloud Native Computing Foundation)と連携して標準化を進めることが発表された。

これまでClaude CodeやCodexなどのコーディングエージェントをコンテナ内のサンドボックスで動作させる場合、認証情報やネットワークルール、アクセスできるファイルシステム、タスクを実行するためのツールといった情報はシェルコマンドやダッシュボードから指定され、後から参照したり共有することが難しかった。

Sandbox Kit SpecificationではこれらをOCIイメージとして定義できるようにし、バージョン管理された共有可能な単一の成果物としてパッケージ化できる。Docker Sandbox CLI(sbx)を通じて従来のOCIイメージと同様にビルド、プッシュ、プル、署名、スキャンができるため、チームで現在使用中の環境ですぐに導入でき、メンバーは差分を比較して確認したり、状況によっては拒否することも可能。

現在この仕様を維持管理しているのはDockerだが、CNCFに移管されたことで、今後はより多くのコンテナランタイムベンダーがエージェント権限に関するキットを作成し、オープンに開発が進むことが期待されている。

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