Noto Emoji⁠⁠、3D絵文字のフォントと画像を公開⁠⁠、Unicode Emoji 18.0にも対応

Googleは2026年9月17日、立体的な絵文字コレクションNoto 3Dの展開を発表した。GoogleのアプリやAndroid、一部のパートナー端末に順次展開しており、Noto EmojiのGitHubリポジトリでは3D版のフォントとPNG画像を公開している。従来の2DフォントやSVG画像もUnicode Emoji 18.0に対応した。

なお、Unicode Consortiumは2026年9月16日にUnicode 18.0をリリースしている。Emoji 18.0では、灯台や流星など9種類の新しい絵文字と、肌の色による10種類のバリエーションが追加された。Noto Emojiは、これらを2D・3Dの両方で収録している。

Noto Emojiは、Unicodeの絵文字に対応するフォントや画像を提供するオープンソースのライブラリ。3D版のフォントはTTF形式で提供され、2D版と同じSIL Open Font License 1.1を採用している。

9月18日時点では、今回の更新はGitHubのReleasesには掲載されていないが、フォントや画像はリポジトリから入手できる。

GitHub Pagesで公開されているNoto Emojiの一覧ページでは、各絵文字の2D版と3D版を切り替えて確認できる。3D版のPNG画像も個別にダウンロードできる。

Google Designの解説記事によると、Noto 3Dは短いオンラインのやり取りに、文字だけでは伝えにくい温かみや存在感を加えることを目指した。制作では写実性よりも感情の伝わりやすさを重視し、各キャラクターを手作業で描き、造形したという。

18×18ピクセルの小さな表示でも何の絵文字か分かるよう、各絵文字の特徴となる要素を最大3つに絞った。たとえば火山では、山の形と溶岩の流れだけを残し、ほかの要素を省いている。

立体化にあたっては、平面の絵では見えなかった部分も造形する必要があった。プードルでは、手前の脚に隠れていた4本目の脚を加えている。

暗い背景での見やすさにも配慮した。AIを使ったツールで画像の輪郭と背景のコントラストを調べ、見えにくい箇所を検出した。補正はデザイナーが手作業で行い、輪郭にハイライトを加えた。自動補正で肌の色が薄くなることを避け、元の肌の色を保ちながら背景と見分けやすくしたという。

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