Sakana AIは9月17日、チャットサービス「Sakana Chat」をアップデートした。会話で伝えた内容を次回以降にも引き継ぐメモリー機能を追加し、搭載モデルのSakana Fuguを最新の「Fugu Max」に切り替えた。
Sakana Chatは、同社が開発するAIモデルをAPIを介さずに利用できるサービス。現在はNamazuとFugu Maxを選択でき、コード実行や画像・ドキュメントの添付にも対応している。
役割や文体の好みを次の会話に引き継ぐ
メモリー機能では、利用者が伝えた自分の役割や文体の好みなどを、次回以降の会話でも引き継げる。会話のたびに同じ内容を説明し直す手間を減らせる。
メモリー機能は、どのモデルでも利用できる。記憶した内容は設定画面で確認でき、機能をオフにすることもできる。なお、アップデート前の会話は記憶の対象にならない。
設定画面の「メモリ」。ON/OFFの切り替えと、記憶した内容を確認するリンクがある
保存されたメモリーを確認する「My Fish」画面。この例では、制作中のゲームの概要が記憶されている
提供中のSakana FuguをFugu Maxへ切り替え
Sakana Chatでは、8月13日のアップデートでSakana Fuguが追加され、Sakana Namazuと選び分けられるようになっていた。今回の更新では、このSakana Fuguを最新のFugu Maxへ切り替えた。
Fugu Maxは、複数のAIモデルを組み合わせ、プロンプトの内容に応じて処理を割り振るオーケストレーターモデル。同社は9月11日にAPIでの提供を開始している。
Fugu MaxはSakana Chatの全ユーザーに提供されている。モデル選択でFugu Maxを選べばよく、追加の設定は必要ない。ただし、Sakana Chatでは一定時間内のリクエスト数に上限が設けられている。
Sakana Chatのモデル選択メニュー。NamazuとFugu Maxが並ぶ
Fugu Maxで作成したゲームの説明書。右側のパネルにHTMLのプレビューを表示している