イラストでわかる! Blenderの基礎知識

Blenderのスカルプトモードで形作ったモデルをリメッシュしてみよう

本連載では、Blenderの基本的な知識、機能についてイラストを交えながら紹介しています。第86回目は、Blenderに用意されているスカルプトモードについて見ていきます。

第84回、第85回ではスカルプトモードの概要から実際の操作方法までを見てきました。今回は、スカルプトモードで作成したオブジェクトのメッシュを整える方法について見ていきます。

リメッシュとは

リメッシュとは、主にスカルプトモードで作成したオブジェクトで行う作業になります。スカルプトモードで作成したモデルは、場所によってポリゴン数の偏りなどが生じることがあります。そんなときにリメッシュを行うと、全体を均等な密度で再構築してくれるのです。

リメッシュ機能を使ってみる

[スカルプトモード]にしている際、画面右上に[リメッシュ]という項目があります。この機能を使って、ポリゴンの密度を調整してみましょう。注意点として、[⁠ダイナミックトポロジー]をオンにしている場合は、リメッシュ機能を使えません。[⁠ダイナミックトポロジー]をオフにしてからリメッシュ機能を使うようにしましょう。

画面右上にある[リメッシュ]の項目をクリックすると、メニューが表示されます。[⁠ボクセルサイズ]と[適応力]の2項目それぞれの値を変えて、なにが変わるのか見ていきます。また、[⁠ボールを修正]についても見ていきます。

ボクセルサイズ

ボクセルサイズでは、リメッシュした際のポリゴンの密度の濃さを決めます。値が小さいとポリゴンの密度が小さくなり(ハイポリゴン⁠)⁠、もとの形状との差も小さくなります。

反対に、値を大きくするとポリゴンの密度が大きくなり(ローポリゴン⁠)⁠、もとの形状から離れてしまう場合があります。

適応力

適応力では、値を大きくすればするほどメッシュがどんどん簡略化されていきます。その結果、頂点数は少なくなりますが、もとの形状からは離れてしまいます。

そのほかにも、[⁠ボールを修正]という項目があります。この項目は数値の指定はせず、オンにするかオフにするかだけです。オンにすると、リメッシュした際にきれいな四角形でメッシュが再構築されます。しかし、[⁠適応力]の値が0のときのみしか機能しないため、注意が必要です。


スカルプトモードでは、このリメッシュ機能を使うことは多いです。それぞれの言葉の意味などを理解して、想像しながら使ってみるとよいでしょう。

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