KDEプロジェクトは10月14日、
KDE Plasma 6.
- X11セッションの廃止およびWaylandへの完全移行
- … X11を必要とする個別アプリはXwaylandを介して実行可能
- KDE Plasma 6.
7でアルファ版として収録された新しいテーマ機構 「Union」 がベータ版に - … Qt QuickおよびQt Widgetどちらをベースにしたアプリケーションにも共通のスタイル定義を提供
- システムモニタ
(System Monitor) で特定のプロセスを実行するCPUコアを指定可能、GPUのビデオメモリ (VRAM) の使用状況もパーセンテージで確認可能に - リモートデスクトップおよび画面録画を強化
- … 低速ネットワークへの適応、応答性の改善、双方向クリップボード同期、システム音声とマイク入力の同時収録、画面共有用の仮想ディスプレイを1980✕1080以外の解像度でも指定可能に
- 描画性能とHDR表示の改善
- … NVIDIA GPUにおけるKWinのトリプルバッファリングがデフォルトで有効化、ICCカラープロファイル利用時のHDR表示の改善とHLG方式のHDRコンテンツへの対応
今回のアップデートにおける最大の特徴としては、やはりプロジェクト30周年の節目にあたり、1984年のリリースから使われてきたX11の起動サポートが終了し、Waylandに完全移行したことが挙げられる。長年に渡って積み重ねられたきた多くのアプリケーションや周辺ツールとの互換性を維持しつつ、デスクトップの表示基盤そのものを、高解像度ディスプレイやセキュリティモデルなど時代のニーズにあわせて変更してきた取り組みがようやく大きなマイルストーンを迎えたことを示している。
また、KDEプロダクト全体で一貫したユーザエクスペリエンスを提供するという目的のもとで開発が進められているUnionがベータ版に昇格したことも
