漢字の上にふりがなを表示する日本語フォント「Furifont」オープンライセンスで公開

OSS開発者のAnthony Fu氏は2026年10月15日、漢字の上にふりがな(かな文字またはローマ字)を表示するフォント「Furifont」を製作、オープンなライセンス[1]で公開した。日本語学習などに役立てたいとしている。

Furifont⁠:ふりがなを表示するフォント
https://furifont.antfu.me/

Furifontは、源ノ角ゴシック(Source Han Sans)または源ノ明朝(Source Han Serif)を元に作られている。数千の語彙をもつ辞書からふりがな付きの合字(ligatures/リガチャ)としてグリフ(1つの字形)を生成してフォントに組み込むため、プラグインや拡張機能を使用しない普通のフォントとして表示できる。

ふりがなを特定する際には、漢字のまとまりを辞書と照らし合わせ、長い言葉から順に割り当てる。たとえば、「⁠日本語」は「日本」より先に選択される。「⁠今日」はひとつの言葉として「きょう」となる。

読み方が複数ある言葉の場合、Furifontは、最もよく使われる読み方を表示する。別の読み方にするには、最初の漢字の後に「異体字セレクタ」[2]を入れることで変更できる。読み方に迷う場合はふりがなは付かない。

なお、フォントの仕組み(合字)上の制限によりふりがなが正しくない場合があるが、これについては今後改善が進められる予定。誤りを発見した場合の報告フォームも用意されている。

また、オンラインでユーザーがふりがな付きのフォントを作ることもできる。元のフォント、言葉の数、ふりがなの文字、大きさを選んで作成する。

Webでのふりがな表示にも対応しており、Webでは漢字がある行にはふりがなのための余白が付いて表示される。Furifontを使用するためのブックマークレットも用意されており、ブックマークバーにドラッグして使用すると、任意のページでFurifont(Webフォント)のふりがな表示のオン・オフが可能となる。またTampermonkey/ Violentmonkeyを使用したユーザースクリプトも用意され、日本語のページを表示した際にFurifontを自動でオンにすることができる。

Furifontはゴシックと明朝の2書体でそれぞれかな表示版、ローマ字表示版が用意されており、OTFとTTF、WOFF2形式で配布される。いずれもFurifontのサイトから入手、インストールできる。

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