不正侵入検知[IDS]入門 ―⁠―Snort&Tripwireの基礎と実践

著者
日吉龍ひよしりゅう 著
定価
3,828円(本体3,480円+税10%)
発売日
2004.3.23[在庫なし]
判型
B5変形
頁数
352ページ
ISBN
4-7741-1985-7

概要

セキュリティの注目株,IDS(不正侵入検知システム)のしくみ/導入/運用が学べる入門書。オープンソースで始めることを目指し,NIDSの「Snort」環境を整え,そのホストをHIDSの「Tripwire」で保護する構成を例に,実機で試すことができます。Fedora Core 1対応。

こんな方にオススメ

  • ネットワーク管理者全般
  • 個人サイトを運営している方
  • はじめてIDSを導入する技術者

目次

Chapter 1 IDS概論

  • 1.1 IDS登場の背景
  • 1.2 IDSの種類

Chapter 2 IDSとシステムデザイン

  • 2.1 誰から何を守るのか
  • 2.2 HIDSかNIDSか
  • 2.3 設置ポイントの検討
  • 2.4 IDS導入検討時の注意

Chapter 3 Snort徹底攻略

  • 3.1 Snort概説
  • 3.2 Snortの導入
  • 3.3 Snortの起動
  • 3.4 Snortの設定
  • 3.5 Snortルールの設定
  • 3.6 Snort周辺ツールの導入 ――ACID
  • 3.7 Snortの運用

Chapter 4 Tripwire徹底攻略

  • 4.1 Tripwire概説
  • 4.2 Tripwireの導入
  • 4.3 Tripwireのカスタマイズ
  • 4.4 Tripwireの運用

Chapter 5 IDS導入&実践Tips

  • 5.1 IDS設置プラン例
  • 5.2 会社組織におけるIDSの導入
  • 5.3 IDSの限界

Appendix

  • A Snortの起動オプション一覧
  • B Snortのconfigureの引数一覧
  • C 商用IDSの紹介
  • D 本書で利用するSnortの実行環境について[Fedora Core 1]
  • E IDS関連リソース
  • F 付属CD-ROMについて

プロフィール

日吉龍ひよしりゅう

NTTコミュニケーションズ株式会社所属。テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)。アーサー王伝説をテーマにした論文で文学部英文学科を卒業しながらSEを志す。初期配属で電子マネー担当になったのが運命の分れ目で,気がついたらセキュリティ屋に。2000年秋から自宅サーバを立て,その構築情報やOSSのアクセス解析ソフトであるAWStatsを独自にローカライズしたものを配布中。

URLhttp://www.bflets.dyndns.org/