改訂第5版PC UNIXユーザのためのPostgreSQL完全攻略ガイド 
                    
                  
                  
                  - 石井達夫 著
 - 定価
 - 3,850円(本体3,500円+税10%)
 - 発売日
 - 2006.3.4[在庫なし]
 - 判型
 - B5変形
 - 頁数
 - 520ページ
 - ISBN
 - 4-7741-2687-X
 
サポート情報
概要
待望のシーラカンス本が8.1対応版になって登場しました。初心者からPostgreSQL管理者まで、すべてのユーザにお役立ちのPostgreSQLバイブルです。とくに第3章の内部構造、第5章の運用管理は必見です!
こんな方にオススメ
- データベース管理者
 - Webアプリケーションプログラマ
 - 商業データベースからの乗り換えを検討中の方
 
目次
Chapter1 PostgreSQLとは
- 1.1 PostgreSQLとは
- 1.1.1 データベースとは
 - 1.1.2 オープンソースデータベースPostgreSQL
 
 - 1.2 PostgreSQLの歴史
- 1.2.1 ingres
 - 1.2.2 Postgres
 - 1.2.3 Postgres95
 - 1.2.4 PostgreSQLの誕生
 - 1.2.5 日本語対応と国際化
 - 1.2.6 PostgreSQL クロニクル
 
 - 1.3 PostgreSQLの特徴
- 1.3.1 SQLのサポート
 - 1.3.2 無償利用&ソースコードの公開
 - 1.3.3 数多くのプラットフォームで稼動
 - 1.3.4 多彩なプログラミングインターフェースをサポート
 - 1.3.5 クライアント/サーバアーキテクチャ
 - 1.3.6 日本語化&国際化対応(マルチバイトサポート)
 - 1.3.7 ユーザ定義関数
 - 1.3.8 ユーザ定義データ型
 - 1.3.9 リレーショナルデータモデルを超えるオブジェクト指向機能
 - 1.3.10 大規模ハードウェアのサポート
 - 1.3.11 PostgreSQLが扱うことのできる各種上限値
 
 
Chapter2 インストールの前に
- 2.1 インストール前に
- 2.1.1 ドキュメント
 
 - 2.2 インストールのための準備
- 2.2.1 ソースの入手方法
 - 2.2.2 必要なツール類
 
 - 2.3 コンパイルとインストール
- 2.3.1 必要なディスク容量
 - 2.3.2 インストールのステップ
 - 2.3.3 専用アカウント作成などの準備
 - 2.3.4 ソースの展開
 - 2.3.5 いよいよコンパイル
 
 - 2.4 環境設定
- 2.4.1 コマンドサーチパス
 - 2.4.2 環境変数
 
 - 2.5 初期設定
- 2.5.1 データベースの初期化
 - 2.5.2 postmasterの起動
 - 2.5.3 postmasterの終了
 - 2.5.4 postmasterの再起動
 - 2.5.5 Postgresql.confの再読み込み
 - 2.5.6 Postmasterの起動状態の確認
 - 2.5.7 regression test
 - 2.5.8 postmasterの自動起動
 
 - 2.6 ユーザ登録&ユーザDB作成
- 2.6.1 ユーザ登録
 - 2.6.2 データベースの作成
 
 - 2.7 基本的な使い方
- 2.7.1 psql
 - 2.7.2 テーブルの作成
 - 2.7.3 データ登録
 - 2.7.4 データの表示
 - 2.7.5 UPDATE
 - 2.7.6 DELETE
 - 2.7.7 DROP TABLE
 - 2.7.8 COPY
 - 2.7.9 psqlのヘルプ機能
 - 2.7.10 バックスラッシュコマンド
 - 2.7.11 psqlの起動オプション
 - 2.7.12 本章のまとめ
 
 
Chapter3 PostgreSQLのプロセス&モジュール構造
- 3.1 PostgreSQLのプロセス&モジュール構造
- 3.1.1 PostgreSQLの利用形態
 - 3.1.2 PostgreSQLの構造
 - 3.1.3 PostgreSQLのデータ構造
 
 - 3.2 PostgreSQLのソースツリー
 - 3.3 PostgreSQLの問い合わせ言語 ●その1:予約語
 - 3.4 PostgreSQLの問い合わせ言語 ●その2:データ型
- 3.4.1 概要
 - 3.4.2 数値データ型
 - 3.4.3 文字列データ型
 - 3.4.4 日付データ型
 - 3.4.5 バイナリデータ型
 - 3.4.6 その他のデータ型
 - 3.4.7 その他の関数
 - 3.4.8 配列
 - 3.4.9 複合データ型
 - 3.4.10 ラージオブジェクト
 
 - 3.5 PostgreSQLの問い合わせ言語 ●その3:テーブルの定義
- 3.5.1 スキーマ
 - 3.5.2 制約
 - 3.5.3 デフォルト値
 - 3.5.4 シーケンスとシリアル型
 - 3.5.5 ドメイン
 - 3.5.6 一時テーブル
 - 3.5.7 CREATE TABLE AS
 - 3.5.8 ALTER TABLE
 - 3.5.9 テーブルスペース
 
 - 3.6 PostgreSQLの問い合わせ言語 ●その4:ビューとルール
- 3.6.1 ビュー
 - 3.6.2 ビューの有用性
 - 3.6.3 PostgreSQLのビューの制限
 - 3.6.4 ルール
 - 3.6.5 更新可能なビュー
 - 3.6.6 ルールの利用例
 
 - 3.7 PostgreSQLの問い合わせ言語 ●その5:SELECT
- 3.7.1 相関名
 - 3.7.2 DESTINCT
 - 3.7.3 SELECT...INTO
 - 3.7.4 GROUP BYとHAVING
 - 3.7.5 ORDER BY
 - 3.7.6 CASE
 - 3.7.7 NULLIF
 - 3.7.8 COALESCE
 - 3.7.9 行値コンストラクタ
 - 3.7.10 サブクエリー
 - 3.7.11 ALL/ANY/SOME
 - 3.7.12 UNION
 - 3.7.13 INTERSECT/EXPECT
 - 3.7.14 結合(JOIN)
 - 3.7.15 カーソル
 - 3.7.16 PREPAREとEXECUTE
 
 - 3.8 PostgreSQLの問い合わせ言語 ●その6:ユーザ定義関数
- 3.8.1 はじめに
 - 3.8.2 CREATE FUNCTION
 - 3.8.3 SQL関数
 - 3.8.4 PL/pgSQL関数
 
 - 3.9 PostgreSQLの問い合わせ言語 ●その7:インデックス
- 3.9.1 インデックスとは
 - 3.9.2 CREATE INDEX文/DROP INDEX文
 - 3.9.3 VACUUM
 - 3.9.4 関数インデックス
 - 3.9.5 式インデックス
 - 3.9.6 マルチカラムインデックス
 - 3.9.7 部分インデックス
 - 3.9.8 インデックスとCLUSTERコマンド
 - 3.9.9 テーブルスペースとインデックス
 
 - 3.10 PostgreSQLの問い合わせ言語 ●その8:トリガ
- 3.10.1 トリガの定義
 - 3.10.2 トリガ用関数の定義
 
 - 3.11 PostgreSQLの問い合わせ言語 ●その9:トランザクション
- 3.11.1 トランザクションとは
 - 3.11.2 トランザクションの開始/終了
 - 3.11.3 トランザクションの特性
 - 3.11.4 トランザクションの利用例
 - 3.11.5 トランザクションの分離レベル
 - 3.11.6 MVCC
 - 3.11.7 トランザクションの同時実行制御
 - 3.11.8 ロックモード
 - 3.11.9 デッドロック
 - 3.11.10 一時テーブルとトランザクション
 - 3.11.11 2相コミット
 
 - 3.12 PostgreSQLの問い合わせ言語 ●その10:参照整合性制約
- 3.12.1 外部キー
 - 3.12.2 参照整合性制約
 - 3.12.3 参照操作
 - 3.12.4 NULLの扱いとMATCHオプション
 - 3.12.5 参照整合性チェックの遅延
 - 3.12.6 参照整合性制約の追加/削除
 - 3.12.7 まとめ
 
 - 3.13 PostgreSQLの問い合わせ言語 ●その11:インフォメーションスキーマ
- 3.13.1 インフォメーションスキーマとは
 - 3.13.2 PostgreSQLにおけるインフォメーションスキーマ
 - 3.13.3 インフォメーションスキーマで使われるデータ型
 - 3.13.4 インフォメーションスキーマの構成要素
 
 
Chapter4 アプリケーションを作成する
- 4.1 アプリケーション作成の前に
- 4.1.1 アプリケーションの概要
 - 4.1.2 テーブル定義について
 - 4.1.3 データのPostgreSQLへの取り組み
 - 4.1.4 名刺管理アプリケーションの使い方
 - 4.1.5 注意事項
 
 - 4.2 PHPインターフェースを使って
- 4.2.1 PHPとは
 - 4.2.2 PEARとは
 - 4.2.3 Smartyとは
 - 4.2.4 PHPなどの導入
 - 4.2.5 アプリケーションの導入
 - 4.2.6 アプリケーションの起動
 - 4.2.7 ソースコードの解説
 - 4.2.8 ドキュメントについて
 
 - 4.3 Pealインターフェースを使って
- 4.3.1 PostgreSQLとPeal
 - 4.3.2 DBD-Pgとは
 - 4.3.3 DBIとDBD-Pgの導入
 - 4.3.4 CGIとTemplate
 - 4.3.5 アプリケーションの導入
 - 4.3.6 アプリケーションの起動
 - 4.3.7 ソースコードの解説
 - 4.3.8 ドキュメントについて
 
 
Chapter5 PostgreSQLの運用と管理
- 5.1 PostgreSQLの管理とは
 - 5.2 セキュリティ管理
- 5.2.1 PHPとは
 - 5.2.2 ユーザ単位の認証
 - 5.2.3 ロール
 - 5.2.4 GRANTによるアクセス制限の付与
 - 5.2.5 REVOKEによるアクセス制限の剥奪
 - 5.2.6 アクセス制限の確認
 - 5.2.7 SSLによる通信経路の暗号化
 
 - 5.3 ログ管理
- 5.3.1 postgresql.confの設定
 - 5.3.2 ケーススタディ
 
 - 5.4 バックアップとリストア
- 5.4.1 データベースのバックアップ
 - 5.4.2 バックアップの方法
 - 5.4.3 バックアップの実際〜pg_dumpとpg_dumpall
 - 5.4.4 ポイント・イン・タイム・リカバリの利用
 
 - 5.5 VACUUM
- 5.5.1 VACUUMによる不要領域の再利用
 - 5.5.2 トランザクションカウンタのオーバーフローへの対処
 - 5.5.3 VACUUM FULL
 - 5.5.4 自動VACUUM
 
 - 5.6 パフォーマンスチューニング
- 5.6.1 メモリ資源
 - 5.6.2 大規模ユーザ数への対応
 - 5.6.3 WAL
 - 5.6.4 EXPLAINコマンドを理解する
 - 5.6.5 VACUUMによる統計情報の更新
 - 5.6.6 クエリーの書き方における注意事項
 - 5.6.7 SMPの効果
 - 5.6.8 テーブルスペースの利用
 - 5.6.9 CEの利用
 
 - 5.7 データベース監視
- 5.7.1 統計情報収集器
 - 5.7.2 ロックの監視
 
 - 5.8 データベースのサイズ情報
- 5.8.1 データベース単位でのディスク使用量の調査
 - 5.8.2 テーブル単位でのディスク使用量の調査
 - 5.8.3 デーブルスペース単位でのディスク使用量の調査
 - 5.8.4 そのほかのデータベースオブジェクト
 
 - 5.9 レプリケーションの利用
- 5.9.1 pgpoolの仕組み
 - 5.9.2 pgpoolの主な機能
 - 5.9.3 pgpoolのライセンス
 - 5.9.4 pgpoolのサポート
 - 5.9.5 pgpoolの動作環境
 - 5.9.6 pgpoolのインストール
 - 5.9.7 pgpoolの設定
 - 5.9.8 pgpoolの利用上の注意
 - 5.9.9 ヘルスチェック
 - 5.9.10 pgpoolを使った構成例
 - 5.9.11 pgpoolの設定項目詳細
 - 5.9.12 他のレプリケーションソフト
 
 
プロフィール
石井達夫
SRA OSS, Inc.日本支社 取締役支社長。SRA OSS, Inc.日本支社に所属。最近アナログ回帰が著しく、TODOは手帳に万年筆で書き込んでいます。
著者の一言
みなさまおなじみの「シーラカンス本」がPostgreSQLの最新版である8.1に対応して第5版となりました。PostgreSQL 8.1はミッションクリティカルな機能が充実し、基幹業務でも十分使えるデータベースに仕上がっています。また性能の向上が著しく、7.4や8.0と比べると、ときには同じハードで倍近い性能向上があります。
本書を活用し、ぜひとも進化するオープンソースデータベースの「すごさ」を感じていただければと思います。