仮想化技術 Expert
- 編集部 編
 - 定価
 - 2,398円(本体2,180円+税10%)
 - 発売日
 - 2007.2.8[在庫なし]
 - 判型
 - B5
 - 頁数
 - 176ページ
 - ISBN
 - 978-4-7741-3037-8
 
サポート情報
概要
 
特集1
 
仮想化技術はITシステムに何をもたらすか 
 
 
近年、仮想化技術が急速に盛り上がりを見せています。とりわけ、サーバ仮想化とストレージ仮想化は、各ベンダーがこぞって力を入れている分野であり、市場競争も活発になってきています。本特集では、現在の仮想化技術を取り巻く環境や背景、問題点などを概説し、仮想化技術を既存のITシステムにどのようなステップで組み込めばよいかについて解説します。
 
特集2
 
Xen導入&活用マニュアル 
 
 
オープンソフトウェアベースの仮想マシン実行環境として、「Xen」が大きな注目を浴びています。仮想マシンの実行環境としてはVMwareの製品群がすでに先行していますが、Xenは企業システムなどのビジネス分野での利用が可能な新たなソリューションとして、さまざまなベンダーが期待を寄せています。本特集では、技術的な観点からXenの特長と導入方法、活用方法を解説していきます。
 
特集3
 
VMware Serverで64bit環境を構築 
 
 
2006年7月、VMwareよりWindowsとLinuxサーバ向けの無償の仮想化サーバ製品としてVMware Serverがリリースされました。2001年から有償で販売されていたVMware GSX Serverのアーキテクチャを引き継いでおり、VMware Serverを使用することで、複数の仮想マシンを同時実行したり、新しい仮想マシンを展開したりすることができます。本特集ではVMware Serverの概要とインストール、具体的な設定・運用・管理の手順を解説します。
 
特集4
 
VMware Infrastructure 3を使用して実現するデスクトップ環境 
 
 
2006年から施行された個人情報保護法に加え、Winnyなどによる情報漏洩の多発によって、セキュリティが特に重要視されています。そういった問題のソリューションのひとつとして、シンクライアントが挙げられます。本特集では、大規模システム向け仮想化製品であるVMware Infrastructure 3を使用して、サーバ側でユーザーのデスクトップ環境をまとめて管理、動作できる環境を構築する方法を解説します。
目次
 
特集1
 
仮想化技術はITシステムに何をもたらすか 
 
 
- 1章:ITシステムにおける仮想化環境の存在意義
 - 2章:注目されるサーバ仮想化の技術
 - 3章:ストレージ仮想化を実装する技術
 - 4章:仮想化の問題点とその回避策
 - 5章:仮想化技術導入のステップ
 - 6章:まとめ
 
 
特集2
 
Xen導入&活用マニュアル 
 
 
- 1章:Xenの基礎知識
 - 2章:SUSE Linux Enterprise Server 10への導入
 - 3章:仮想マシンの操作と設定
 - 4章:Xen活用法(1) 完全仮想化
 - 5章:Xen活用法(2) ライブマイグレーション
 - 6章:Fedora Core 6を使ったXen環境の構築
 - 7章:CentOS 4.4を使ったXen環境の構築
 - 8章:Xen 3.0.3の活用
 - 9章:Xen 3.0.2コマンドリファレンス
 
 
特集3
 
VMware Serverで64bit環境を構築 
 
 
- 1章:VMware Serverとは
 - 2章:VMware Serverのネットワーク構築
 - 3章:VMware ServerのインストールとゲストOSの導入
 - 4章:仮想アプライアンス
 
 
特集4
 
VMware Infrastructure 3を使用して実現するデスクトップ環境 
 
 
- 1章:VMware Infrastructure 3による仮想化の基礎知識
 - 2章:VMware Infrastructure 3を使ったVDI環境の構築
 - 3章:ストレージの構築
 - 4章:冗長性、高可用性の確保
 - 5章:VMware Consolidated Backup
 - 6章:P2V(Physical to Virtual)
 - 7章:Appendix
 
一般記事
- HP VSEが実現する統合ITインフラストラクチャー
 - VirtuozzoによるOS仮想化ソリューション
 - Virtual ServerからWindows Hypervisorへ
 - Intelが推進する仮想化支援のアプローチ