かんたん「通勤快読」
Excel 2007 帳票の作成・集計に便利な【関数】技2
- 川口輝久 著
- 定価
- 1,188円(本体1,080円+税10%)
- 発売日
- 2007.12.6[在庫なし]
- 判型
- 四六
- 頁数
- 176ページ
- ISBN
- 978-4-7741-3299-0
概要
Excelのビジネスユーザーの多くが悪戦苦闘する関数について,帳票の作成と集計に役立つノウハウをまとめました。具体的な例題をもとに解説しているので,実際の帳票に利用する際にも,戸惑うことは少ないはず。利用するのは一般的な関数ばかりなので,実用度・満足度ともにお勧めの1冊です。
本書は『Excel【関数】技』の2冊目という意味で「2」となっています。『帳票の作成・集計』の「1」はありません。
こんな方にオススメ
- 仕事でExcel 2007を使っている人
- Excelの関数をもっと仕事に役立てたい人
- ワンランク上の帳票を作成したい人
目次
第1章 覚えて損なし! 数値や金額を扱うコツ
- 1-1 指定した桁で四捨五入する
- 1-2 指定した桁で切り捨てる
- 1-3 指定した桁で切り上げる
- 1-4 50銭0厘までは切り捨てるような特殊な丸めをする
- 1-5 税込み価格から税抜き価格と消費税額を逆算する
- 1-6 摂氏と華氏のように値の単位を変える
- 1-7 数値に上限や下限を設定する
- 1-8 条件によって計算する式を変える
- 1-9 IF関数で多数の条件を指定する
- 1-10 預貯金の定期積立や借入の返済などを計算する
- 1-11 式で使われているセルを調べる
第2章 入力作業を楽にする! 文字列を扱うコツ
- 2-1 品番の情報を個別に取り出す
- 2-2 スペースで区切られている姓と名を分ける
- 2-3 分けた文字列をつなげて1つにする
- 2-4 数値を表示形式の付いた文字列にする
- 2-5 郵便番号や電話番号のハイフン(−)を取り除く
- 2-6 郵便番号にハイフン(−)を付ける
- 2-7 住所から都道府県名を取り出す
- 2-8 文字列の中で使われている字の個数を数える
- 2-9 指定した文字列が入力されているセルの個数を数える
- 2-10 当番表を作る
第3章 これで完璧! 日付を扱うコツ
- 3-1 日付から年月日を取り出す
- 3-2 年月日を組み合わせて日付にする
- 3-3 和暦の年月日を日付にする
- 3-4 1.25時間を1時間15分のようにする
- 3-5 曜日を表示する
- 3-6 n日後やnヶ月後の日付を計算する
- 3-7 nヶ月後の月末の日付を計算する
- 3-8 年数や月数などの経過期間を計算する
- 3-9 第n曜日を計算する
- 3-10 春分の日や秋分の日を計算する
- 3-11 祝日の一覧表を作る
- 3-12 祝日名を表示する
- 3-13 土日や祝祭日のときの翌営業日などを計算する
- 3-14 作業工程表を作る
第4章 こんなこともできるのか! リストや一覧表を扱うコツ
- 4-1 「○○から××まで」という区分で表引きする
- 4-2 条件によって表引きする表を変える
- 4-3 表の途中で別のデータを参照するようにする
- 4-4 計算式を表引きする
- 4-5 コードのような完全に一致するデータで表引きする
- 4-6 指定した品名に該当するコードを表から逆引きする
- 4-7 セルに割り当てるメニュー項目を条件によって変える
- 4-8 先頭文字のあいまい検索で表引きする
- 4-9 表のタテとヨコの2つの条件で表引きする
- 4-10 検査範囲が1列や1行になっていない表について表引きする
- 4-11 表のタテやヨコが多重構造になっている条件で表引きする
- 4-12 給与と賞与の明細を計算する
第5章 ここまでできれば文句なし! 集計を行うコツ
- 5-1 データの数を項目別に数える
- 5-2 データを項目別に集計する
- 5-3 月別に集計する
- 5-4 配列式を利用して月別にデータの数を数える
- 5-5 配列式を利用して月別に集計する
- 5-6 タテとヨコのクロス集計をする
- 5-7 3次元集計をする
- 5-8 フィルタで抽出したデータを合計する
- 5-9 フィルタで抽出したデータを項目別に集計する
プロフィール
川口輝久
1964年生まれ。産業能率大学経営情報学部情報学科卒。在学中に,CAIソフトの開発および英文ワープロソフトのマニュアル作成に携わる。卒業後,統計解析ソフトの開発およびVAR事業に従事。現在,株式会社しろくま庵代表取締役。