らくらく突破
気象予報士かんたん合格テキスト〈学科・一般知識編〉
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- 気象予報士試験受験支援会 著
- 定価
- 2,398円(本体2,180円+税10%)
- 発売日
- 2008.9.5[在庫なし]
- 判型
- A5
- 頁数
- 376ページ
- ISBN
- 978-4-7741-3608-0
概要
気象予報士試験には,学科・一般知識,学科・専門知識,実技の3つの科目があります。
本書は学科・一般知識科目の専門のテキストで,試験対策の視点から気象学をわかりやすく解説しました。初めて気象を学ぶ人でも本書から勉強を始めて,科目合格まで達成できる内容となっています。一般知識科目の合格には欠かせない気象関係法規もしっかり学べます。文系には難しい数式・計算をマスターできるように数学・物理の基礎をていねいに解説しました。
ご質問について
(2022年11月9日更新)
- ご質問の回答に数か月を要することがございます。ご迷惑をおかけいたしますが,あらかじめご承知おきください。
- 書籍に記載されている内容を超えるご質問,本書に書いてある内容以上の解説を求める質問,個人指導と思われるご質問,試験問題そのものに関する質問などには,お答えできませんので,あらかじめご了承ください。
- 本書は2008年7月時点の情報をもとに執筆しています。
最新情報は気象庁のホームページなどでご確認ください。
こんな方にオススメ
- 気象予報士試験を受験される方
- 学科・一般知識科目を合格したい方
目次
第1章 地球型惑星と大気の構造
- 1-1 地球型惑星の大気構成
- 1-2 大気の鉛直構造
- 1-3 地球大気における循環
第2章 水の状態変化と水分量の表現
- 2-1 水の状態変化と潜熱
- 2-2 大気中の水分量の表現方法
第3章 雲の種類と降水過程
- 3-1 十種雲形
- 3-2 降水過程
- 3-3 雲粒と雨粒の最終落下速度
第4章 大気における放射
- 4-1 電磁波と波長
- 4-2 散乱
- 4-3 地球大気における反射
- 4-4 放射に関する法則
- 4-5 太陽放射と地球放射
第5章 熱力学の基礎
- 5-1 原子と分子
- 5-2 ボイルの法則,シャルルの法則
- 5-3 理想気体の状態方程式
第6章 熱力学の応用
- 6-1 気体の状態方程式
- 6-2 熱力学の第一法則
- 6-3 静力学平衡
- 6-4 大気の気温減率と安定度
- 6-5 温位
- 6-6 相当温位
- 6-7 エマグラムに関する知識
第7章 大気の力学と運動
- 7-1 大気に働くさまざまな力
- 7-2 地衡風
- 7-3 傾度風
- 7-4 旋衡風
- 7-5 地上風
- 7-6 温度風
- 7-7 大気境界層
- 7-8 発散と収束
- 7-9 渦度
第8章 大気の大規模な運動
- 8-1 大気の子午面循環
- 8-2 前線帯とジェット気流
- 8-3 南北熱輸送
- 8-4 大規模な気象現象
- 8-5 偏西風波動と温帯低気圧
第9章 メソスケールの現象
- 9-1 ベナール型対流
- 9-2 雷雨
- 9-3 台風
- 9-4 海陸風と山谷風
- 9-5 フェーン現象
- 9-6 メソ対流系
第10章 中層大気の運動
- 10-1 中層大気の特徴
- 10-2 その他大気の諸現象
第11章 異常気象と気候変動
- 11-1 異常気象と気候変動の外的要因
- 11-2 異常気象と気候変動の内的要因
第12章 気象法規の知識
- 12-1 気象業務法
- 12-2 災害対策基本法,消防法,水防法
- 12-3 気象関連法令集
付録 数学・物理の基礎
- 付録-1 数学の基礎
- 付録-2 物理の基礎
プロフィール
気象予報士試験受験支援会
気象予報士試験のための通学・通信講座スクール。2001年3月,日本気象予報士会西部支部に所属する気象予報士数人によって福岡に設立。実技試験専門の通信教育から始まり,現在では学科・実技通学コース,直前試験スクーリングなども開講。大手資格学校・大学・自治体の気象学講座でも活躍している。独自のわかりやすい指導には定評があり,高い合格率を誇る。本書の執筆は主に荒山幸裕(気象予報士)が担当。著書に『らくらく突破 気象予報士かんたん合格テキスト〈学科・専門知識編〉』(小社刊)がある。