技評SE選書 知識労働とソフトウェア開発
- 荒井玲子 著
- 定価
- 1,958円(本体1,780円+税10%)
- 発売日
- 2010.9.4[在庫なし] 2012.9.24
- 判型
- 四六
- 頁数
- 336ページ
- ISBN
- 978-4-7741-4386-6 978-4-7741-5262-2
サポート情報
概要
現代のITシステムに求められているのは、かつてのような単なるデータの大量処理だけではない。企業の経営に不可欠な、ビジネス基盤としての役割が求められている。システムに求められる役割がこのように変わった今、それを開発する技術者の役割を考える際に、ドラッカーは多くのヒントを与えてくれる。開発プロジェクトへのドラッカーの思想の適用を考察する表題作の他、「UML」「アーキテクト」「要求」に関する記事も収録。
こんな方にオススメ
- ソフトウェア技術者として楽しく仕事をしていきたい人
- ソフトウェア技術者に転職しようと考えている人
- ソフトウェア技術者になりたての人
目次
第一部 知識労働とソフトウェア開発
- 第1章 非知識労働の開発プロジェクト
- 第2章 知識労働にまつわる誤解
- 第3章 知識労働としての開発プロジェクト
第二部 UMLは手段
- 第1章 なぜUMLで失敗するのか
- 第2章 負け組パターンを分析する
- 第3章 勝ち組はここが違う
- 第4章 コアコンピタンス経営によるUML戦略
第三部 アーキテクトに未来を賭けた
- 第1章 システムトラブルはなぜ繰り返されるのか
- 第2章 アーキテクトに向いている人、向いていない人
- 第3章 間違いだらけのアーキテクト選び
- 第4章 アーキテクトを育成する
第四部 上流工程で成功する人、つまずく人
- 第1章 要求の獲得はなぜ難しいのか
- 第2章 要求を獲得できる人、できない人
- 第3章 問題のパターン
- 第4章 要望収集プロセスのパターン
- 第5章 フィルタリングのパターン
プロフィール
荒井玲子
1991年から、日本国内企業へのオブジェクト指向技術普及活動に携わる。富士ゼロックス情報システム(株)、日本ラショナルソフトウェア(株)にてオブジェクト指向の導入、研究開発、人材育成を軸に活動。プロセスエンジニア、シニアアーキテクトとして、プロジェクトにおけるオブジェクト指向技術の適用実績を持つ。著書に、『UMLによるオブジェクト指向モデリングセルフレビューノート』(ディー・アート)、『ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人』『UMLは手段』(技術評論社)がある。