デジタル仕事術 EVERNOTE情報整理術
- 北真也(きた しんや/beck) 著
 - 定価
 - 1,738円(本体1,580円+税10%)
 - 発売日
 - 2011.2.9[在庫なし]
 - 判型
 - 四六
 - 頁数
 - 240ページ
 - ISBN
 - 978-4-7741-4518-1
 
概要
人間の記憶というものは非常にあいまいになりがちで、また、忘れたくないと思っていても忘れてしまいます。そんなとき、自分の代わりに細かな情報や大切な思い出を覚えておいてくれ、必要なときにかんたんに引き出すことができる、それがEvernoteです。本書は、Evernoteにどのような情報を取り込み、取り込んだ情報をどう整理して活用するかのテクニックと考え方を余すことなく紹介します。情報に埋もれることなく、自分自身のワークスタイルや、ライフスタイルに合ったEvernoteの活用方法をぜひ見つけてください!
こんな方にオススメ
- iPhone、Androidケータイなどのスマートフォンユーザ
 - Evernoteをより活用したい方
 - Evernoteによる自分なりの情報整理のスタイルを探している方
 
目次
Chapter1 Evernote情報整理のススメ
- 1-1 記憶するノート“Evernote”に人生を詰め込もう!
 - 1-2 Evernoteでできること
 - 1-3 Evernoteを中心とした情報整理システムを構築しよう
 - COLUMN プラスの感情を想起して負のスパイラルから抜け出そう
 
Chapter2 全方位からEvernoteに情報を収集しよう
- 2-1 インプット情報の源泉を見つけ、流れを作る術を身に付けよう
 - 2-2 PCから情報をインプットする
 - 2-3 ケータイ/スマートフォンから写真、音声、テキスト情報をインプットする
 - 2-4 メールから情報をインプットする
 - 2-5 Evernote連携アプリ、機器、Webサービスから情報をインプットする
 - 2-6 ケータイカメラはどんな物でも取り込める万能スキャナー
 - 2-7 ScanSnapとEye-Fiで触れた情報を丸ごと記録する
 - 2-8 iPhone/Androidアプリで睡眠、食事、体重などのライフログを取得する
 - 2-9 ライフログをTwitter経由でEvernoteに取り込む
 - 2-10 スマートフォンで高速にメモを取る3つの方法
 - COLUMN 最強の入力方式“フリック入力”
 
Chapter3 Evernoteを駆使して縦横無尽に情報を整理しよう
- 3-1 インプット情報はGTDで効率よく捌く
 - 3-2 Evernoteの情報整理をGTDのフェーズで定義する
 - 3-3 ノートブックとタグを駆使して情報を立体的に整理する
 - 3-4 [ノートブックの分け方①]ペルソナごとに分類する
 - 3-5 [ノートブックの分け方②]情報の段階ごとに分類する
 - 3-6 [タグの分け方①]5W1Hでタグ付けする
 - 3-7 [タグの分け方②]感情をタグ付けする
 - 3-8 [タグの分け方③]プロジェクト単位でタグ付けする
 - 3-9 タグと属性を組み合わせて情報を一気に絞り込む
 - 3-10 検索で縦横無尽に情報を引き出す
 - 3-11 検索範囲を自由自在にコントロールする
 - COLUMN 歴史とエピソード記憶
 
Chapter4 Evernoteに集めた情報を活用してビジネスを加速させよう
- 4-1 人をキーにして個人情報と活動を連動させた人脈データベースを構築する
 - 4-2 一度調べた情報を再利用する
 - 4-3 重要書類を取り込んで“いざ”というときに備える
 - 4-4 読書経験を記憶する
 - 4-5 カラーバス効果で思いもよらない発見ができる
 - 4-6 過去に撮り貯めた写真メモから自分の興味関心が浮かび上がる
 - 4-7 ポートフォリオを作成して未来の自分の糧とする
 - 4-8 目標、ミッションノートブックを作成し日々振り返る
 - 4-9 癒しややる気の源となるオアシスノートを作成する
 - 4-10 お気に入りのお店データベースをジオタグ付きで作成する
 - 4-11 勉強の振り返りやまとめにEvernoteを活用する
 - 4-12 iPadとiPhoneで会議後のアウトプットを劇的に高める
 - COLUMN 企業のセキュリティとクラウドサービス[その1]
 
Chapter5 自分なりのEvernote情報整理術を作り出そう
- 5-1 Evernoteを中心とした情報整理の「しくみ」と「運用フロー」を設計する
 - 5-2 Webページ、RSS、TwitterをEvernoteに取り込む
 - 5-3 ブログやTwitterなどのアウトプット情報を?すべてEvernoteに流し込む
 - 5-4 情報を取り込むと同時に整理もする
 - 5-5 EvernoteとFlickrを完全連動させる
 - 5-6 手書きメモ/ノートとの連動
 - 5-7 振り返りを行ってノートの位置を脳に覚えさせる
 - 5-8 フォルダインポート機能を使ってアウトプットの自動循環システムを構築する
 - COLUMN 企業のセキュリティとクラウドサービス[その2]
 
Chapter6 Evernote達人インタビュー
- CASE01 五藤隆介さん
 - CASE02 倉下忠憲さん
 - CASE03 佐々木正悟さん
 - CASE04 大橋悦夫さん
 
プロフィール
北真也(きた しんや/beck)
普段はモバイル業界でシステム開発に従事。ライフハックブログ「Hacks for Creative Life!」を主宰し、EvernoteをはじめとしたクラウドサービスやiPhoneを使って仕事や生活をもっと快適にできないかを日々探求中。その他、手帳術、メモ術、文房具が大好物。
Twitter:http://twitter.com/beck1240
Blog:http://hacks.beck1240.com/
著者の一言
本書ではEvernoteを中心とした情報整理システムの構築を行うための具体的な方法論や、情報の収集/整理/活用といったフェーズ毎のEvernote活用術を解説しています。より突っ込んだEvernoteの活用法を知りたい、日々触れる膨大な情報をうまく裁きたい、集めた情報の再利用性を高め有効活用していきたい……そんな悩みをお持ちの方はぜひご一読ください。