SysMLによる組込みシステムモデリング
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長瀬嘉秀,中佐藤麻記子 監修
株式会社テクノロジックアート 著 - 定価
- 3,278円(本体2,980円+税10%)
- 発売日
- 2011.6.29[在庫なし]
- 判型
- B5変形
- 頁数
- 232ページ
- ISBN
- 978-4-7741-4724-6
サポート情報
概要
高機能化・複雑化する組込みシステムを効率的にモデリングするためには、共通の言語が不可欠です。本書はOMGが策定したメカ・エレキ・ソフトの標準モデリング言語「SysML」の入門書です。
SysMLの基本表記である、要求図、ユースケース図、アクティビティ図、パッケージ図、ブロック定義図、内部ブロック図、シーケンス図、ステートマシン図、パラメトリック図の使い方がすぐ分かります。
また、SysMLを使った実際の組込みモデリング例も詳しく紹介しています。
こんな方にオススメ
- 組込みシステムの上流工程担当者
- 組込みシステムのプロジェクトマネージャ
- 組込みエンジニア
目次
第1部 SysMLとは
- 第0章 SysMLの位置付け
第2部 SysML入門編
- 第2章 要求図の描き方
- 第3章 ユースケース図の描き方
- 第4章 アクティビティ図の描き方
- 第5章 パッケージ図の描き方
- 第6章 ブロック定義図の描き方
- 第7章 内部ブロック図の描き方
- 第8章 シーケンス図の描き方
- 第9章 ステートマシン図の描き方
- 第10章 パラメトリック図の描き方
- 第11章 そのほかの表記法
第3部 SysML実践編
- 第12章 SysMLを使ったモデリングの実際
- 第13章 SysMLの参考モデル
プロフィール
長瀬嘉秀
1986年東京理科大学理学部応用数学科卒業。
朝日新聞社を経て、1989年(株)テクノロジックアート設立。
OSF(Open Software Foundation)のテクニカルコンサルタントとしてDCE(Distributed Computing Environment)関連のオープンシステムの推進を行う。
OSF日本ベンダ協議会DCE技術検討委員会の主査を務め、現在、(株)テクノロジックアート代表取締役。
UML Profile for EDOCの共同提案者、ISO/IECJTCI SC32/WG2委員、UMLモデリング推進協議会(UMTP)監事。
明星大学情報学部講師。
中国浙江大学客員教授。
中佐藤麻記子
Part 2(共著)
学生時代は言語学(自然言語のほう)が専門だったはずが、社会人になったとたん別種類の言語(プログラミング言語)を渡り歩くことになり、メインフレームのエディタとUNIXのviとVisual Studioを同時に使う「ひとりでマルチプラットフォーム」な日々を送る。目指すは、最新の技術がインプットできて、それをほかの人に自分の言葉でアウトプットできる技術者。最近の関心事は「非機能要件と実装はどこまでトレース可能か」。
※プロフィールは掲載当時のものです。中佐藤さんは現在、㈱テクノロジックアートでコンサルティング・トレーニングを担当しています。
株式会社テクノロジックアート
1989年の創立以来、常に最先端技術を標榜し、XPやスクラムなどアジャイル手法に基づくソフト開発プロセス、UMLによる分析/設計手法とCORBA(Common Object Request Broker Architecture)やEJB(Enterprise JavaBeans)などの分散オブジェクトによるオブジェクト指向技術、Oracleなどのデータベースによる開発に必要なモデリング技術、組み込み開発に必要なモデリング技術、Web、Java、.Netを中心としたインターネット技術、Eclipseプラグイン開発、iPhoneやAndroidなどのモバイルアプリケーション開発を柱に、システム開発、コンサルテーション、トレーニングなど業務活動を展開。
OMG、ISOでの標準化活動においても積極的に自らの技術を提案している。