生きる技術!叢書
ロングトレイルという冒険
――「歩く旅」こそぼくの人生
- 加藤則芳 著
- 定価
- 1,738円(本体1,580円+税10%)
- 発売日
- 2011.7.29[在庫なし]
- 判型
- 四六
- 頁数
- 224ページ
- ISBN
- 978-4-7741-4768-0
サポート情報
概要
何日も,ときには何ヵ月も,原生自然の真っただ中を歩きつづけるロングトレイル。世界中の名だたる縦走を歩破してきた第一人者がその魅力をあますところなく語る。実践的な歩き方の心得を手はじめに,自然に身を置き,自然と分かち合いながらヒトが生きるという,ロングトレイルの真髄を鮮やかに伝える。
ソロー,ジョン・ミューア,グレゴリー……アウトドア文化を拓いた先人たちの精神を受け継ぎ,山や森の奥深さを綴った歩行のクロニクル。
こんな方にオススメ
- 山や森を歩くことに興味のある人
- ロングトレイル,バックパッキングをはじめてみたい人
- ジョン・ミューア,『森の生活(ウォールデン)』,『Whole Earth Catalog』に興味のある人
目次
- はじめに 「歩く」ことから学ぶ
- 第一章 バックカントリーへ行こう
- 第二章 アパラチアン・オデッセイ―一八七日間の縦走
- 第三章 森の思想と山の守り人
- 第四章 日本をゆく,国立公園を歩く
- 第五章 装備に宿る精神
- 第六章 森を歩く技術
- おわりに
プロフィール
加藤則芳
1949年,埼玉県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。角川書店編集部に7年間勤務ののち,八ヶ岳に移住。世界各地を歩き,国内外の自然保護,アウトドア・フィールド,ロングトレイルなどをテーマに執筆活動を続ける。また,日本でのロングトレイル普及に尽力している。現在,横浜市在住。『ジョン・ミューア・トレイルを行く』(平凡社)が,1999年度「第8回JTB紀行文学大賞」を受賞。著書に『メインの森をめざして―アパラチアン・トレイル3500キロを歩く』(平凡社),『森の聖者―自然保護の父ジョン・ミューア』(山と渓谷社),『森の暮らし,森からの旅』(平凡社),『大きな,巨きな木』(福音館書店)など多数。