生きる技術!叢書
地雷を踏む勇気
―人生のとるにたらない警句
- 小田嶋隆 著
- 定価
- 1,628円(本体1,480円+税10%)
- 発売日
- 2011.10.29[在庫なし]
- 判型
- 四六
- 頁数
- 264ページ
- ISBN
- 978-4-7741-4870-0
サポート情報
概要
たかがコラムと侮るなかれ。わずか数千字の短い原稿のなかに,危機的な状況下でしたたかに生きる知恵,タフであるための流儀がぎっしり詰め込まれているのだから。東電も保安院も復興会議もネトウヨもナデ斬り!「なにもそこまで!」の地雷を踏み続けるコラムニスト・小田嶋隆の,ポスト3.11を生きる金言コラム集。日経ビジネスオンラインの超人気連載「ア・ピース・オブ・警句」が一冊に。ただちに人生に影響を与えるものではありません!
こんな方にオススメ
- 日経ビジネスオンライン連載「ア・ピース・オブ・警句」の読者
目次
1 見張り塔からずっと All Along the Watchtower
- 隠しきれなくなった核抑止力
- 復興構想会議異聞
- やらせメールが運ぶ空気
- フジの病としての韓流
- 千代に八千代に気味が良いのか
- 梗塞鉄道の夜
2 金曜の午後,2時46分 Friday Afternoon, 2:46 PM
- 善き隣人のための無常観
- ただちに人生に影響を与えるものでなく
- 「てんでんこ」の未来
- 風評の半減期,言葉の半減期
- 自粛の国のミッキーマウス
3 ギミー・シェルター Gimme Shelter
- 隠された格差としてのバーベキュー
- 二位じゃダメな理由
- スーパークールビズというぬるま湯的着地点
- スーちゃんが見ていた明日
- 草食系をめぐる冒険
プロフィール
小田嶋隆
1956年生まれ。東京・赤羽出身。早稲田大学卒業後,食品メーカーに入社。1年ほどで退社後,小学校事務員見習い,ラジオ局ADなどを経てテクニカルライターとなり,現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中。近著に『人はなぜ学歴にこだわるのか』(光文社知恵の森文庫),『イン・ヒズ・オウン・サイト』(朝日新聞社),『9条どうでしょう』(共著,毎日新聞社),『テレビ標本箱』『テレビ救急箱』(ともに中公新書ラクレ),『サッカーの上の雲』『1984年のビーンボール』(ともに駒草出版),『人生2割がちょうどいい』『ガラパゴスでいいじゃない』(ともに岡康道との共著,講談社)などがある。