地球温暖化はどれくらい「怖い」か? 温暖化リスクの全体像を探る
- 江守正多,気候シナリオ「実感」プロジェクト 影響未来像班 著
- 定価
- 1,848円(本体1,680円+税10%)
- 発売日
- 2012.4.20
- 判型
- 四六
- 頁数
- 312ページ
- ISBN
- 978-4-7741-5035-2
概要
時にセンセーショナルな語られ方をしてしまう「地球温暖化」問題。そもそも地球温暖化とはどれくらい「怖い」ことなのでしょうか? 地球温暖化によって世界,そして自分自身にどういう影響があるのかもっと「全体像」を実感できれば,あなた自身の気持ちや行動もおのずと決まってくるでしょう。本書では第一線の研究者たちが,陸や海の生物,人間の健康問題,農業,水資源,沿岸域,気候その他の各視点から,良い影響も悪い影響もまんべんなく提供することを心がけました。ぜひ,身近なリスクについて実感し,世界のリスクについて考えてみてください。
こんな方にオススメ
- 地球温暖化という問題について、落ちついて考えてみたい方
目次
序章 なぜ地球温暖化の影響の「全体像」を知るべきか
第一章 気候への影響
第二章 陸上の生物への影響
第三章 海の生物への影響
第四章 水への影響
第五章 農業への影響
第六章 沿岸域への影響
第七章 健康への影響
第八章 その他の影響
終章 温暖化影響の全体像をどう見るか
プロフィール
江守正多
1970年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程修了。博士(学術)。国立環境研究所地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長。