Books for Web Creative スマートフォンサイト設計入門
- 株式会社アイ・エム・ジェイマルチデバイスLab. 著
 - 定価
 - 2,728円(本体2,480円+税10%)
 - 発売日
 - 2012.7.10[在庫なし] 2012.8.24
 - 判型
 - B5変形
 - 頁数
 - 216ページ
 - ISBN
 - 978-4-7741-5181-6 978-4-7741-5283-7
 
サポート情報
概要
スマートフォンサイトの設計では、PCサイトはもちろん、携帯サイトのそれともまったく異なるアプローチが必要です。本書では、デバイスやユーザーの特性を踏まえ、サイトの構造や画面をどのように設計していけばよいのか、豊富な実例を使いながら解説します。情報アーキテクチャ(IA)やユーザーインターフェイスデザイン、ユーザビリティの考え方に基づいた、使いやすく魅力あるスマートフォンサイトを実現するノウハウが満載です。
こんな方にオススメ
- Webデザイナー
 - Webディレクター
 - Web担当者
 
目次
Chapter1 スマートフォンサイト設計のための基礎知識
1.1 スマートフォンとは
- 1. スマートフォンとは?
 - 2. モバイルインターネットの進化
 - 3. スマートフォンの代表的特徴
 - 4. ユーザーの利用シーンの変化
 
1.2 スマートフォンが与えた変容
- 1. モバイル業界構造の変容
 - 2. モバイルファーストから見る変容
 
1.3 スマートフォンのOS、ブラウザの違い
- 1. OSの特徴
 - 2. 標準ブラウザのUIの違い
 - 3. OSの違いに柔軟に対応するには
 
1.4 Webサイトとネイティブアプリの違い
- 1. Webサイトとネイティブアプリの特徴
 - 2. クロスプラットフォーム対応
 - 3. 見つけやすさ
 - 4. 外部からの誘導
 - 5. 情報配信の基礎としてのWebサイト
 - 6. ツールとしてのネイティブアプリ
 - 7. Webサイトか? ネイティブアプリか?
 
1.5 スマートフォンサイトの構築パターン
- 1. HTMLワンソース型( PC用ソースを共有)
 - 2. HTMLワンソース型( フィーチャーフォン用ソースを共有)
 - 3. スマートフォン用HTML作成型
 - 4. ASPサービス利用型
 
1.6 PC、フィーチャーフォンとスマートフォンの違い
- 1. スペック・技術面での違い
 - 2. 利用シーンの違い
 - 3. UIの違い
 - 4. タブレットデバイスの捉え方
 
1.7 スマートフォンサイトのマークアップ
- 1. マークアップを始める前に
 - 2. HTML5
 - 3. CSS3
 - 4. JavaScript
 
1.8 スマートフォンサイトのアクセス解析
- 1. サイト設計視点から見る効果検証の考え方
 - 2. スマートフォンサイトでのアクセス解析ツール導入時の注意点
 
1.9 スマートフォンサイトの検証作業
- 1. 実機での検証
 - 2. PCでの検証
 - 3. 開発向けツールでの検証
 - 4. 検証方法の使い分け
 
1.10 複雑化していくWeb制作の現場
- 1. SNSで多様化する利用シーン
 - 2. 複雑になるWebサイト構築
 - 3. ワークフローの変化
 
Column 正解? 不正解? レスポンシブWebデザイン
Chapter2 サイト設計と情報アーキテクチャ
2.1 サイト設計にあたって
- 1. ユーザーのニーズを意識した設計
 - 2. スマートフォンサイト設計と情報アーキテクチャ(IA)
 
2.2 サイト設計の流れ
- 1. サイト企画・調査
 - 2. ユーザー分析
 - 3. 要件定義
 - 4. 情報の整理・分類
 - 5. サイトストラクチャ
 - 6. スキーマ設定
 - 7. 画面設計
 
2.3 ユーザー分析
- 1. ユーザー分析の目的
 - 2. ユーザー調査
 - 3. ユーザーモデリング
 - 4. シナリオとタスク分析
 
2.4 要件定義
- 1. ビジネス要件定義
 - 2. システム要件定義
 - 3. 要件の取りまとめとドキュメンテーション
 
2.5 情報の整理・分類 ~基礎~
- 1. 情報の整理・分類とは
 - 2. 既存サイトの情報を整理する
 - 3. スマートフォンサイトにおける情報の整理・分類
 - 4. 情報を分類する際の5つのアプローチ「LATCHの法則」
 
2.6 情報の整理・分類 ~実践~
- 1. 利用シーン/ターゲットユーザーに合わせた情報の分類
 - 2. 同業種での情報の標準化について
 - 3. ユーザーに合わせたラベリンク
 
2.7 サイトストラクチャを知る
- 1. なぜ、サイトストラクチャを設計するのか
 - 2. サイトストラクチャのパターン
 
2.8 サイトストラクチャを設計する
- 1. ハイレベルサイトストラクチャを設計する目的
 - 2. ハイレベルサイトストラクチャを設計する
 - 3. 詳細サイトストラクチャを設計する目的
 - 4. 詳細サイトストラクチャを設計する
 
2.9 ナビゲーションを設計する
- 1. ナビゲーション設計の目的
 - 2. ナビゲーションの種類
 
2.10 サイトスキーマ設定
- 1. サイトスキーマとは
 - 2. スキーマ設定の不備に起因するトラブル例
 - 3. スキーマ設定で決めること
 - 4. スマートフォンサイト制作時のスキーマ設定の注意点
 
2.11 ユーザー行動と画面設計
- 1. ユーザーの行動を定義する
 - 2. エリア分けによる領域の分類
 - 3. 最終目的に合わせた画面設計
 - 4. ユーザーはどういう流入元から来ているか
 
2.12 レイアウト設計とパターン
- 1. スマートフォンのレイアウトの考え方
 - 2. スマートフォンサイトのレイアウト
 - 3. レイアウトを組み合わせる
 
2.13 画面設計 ~基礎~
- 1. サイト内におけるページの役割
 - 2. インデックス(大分類)
 - 3. カテゴリーインデックス
 - 4. ディティール
 - 5. 機能
 
2.14 画面設計 ~実践~
- 1. ワイヤーフレームとは
 - 2. ワイヤーフレームで決めること
 - 3. ワイヤーフレーム作成の流れ
 
Column Web制作における「モノ」から「コト」のデザインへ
Chapter3 ユーザーインターフェイスの設計
3.1 スマートフォンサイトのインターフェイスの特徴
- 1. 指を使った操作を考慮する
 - 2. 男女別に見る操作方法の違い
 - 3. スマートフォンサイトの課題
 - 4. タッチパネルによる操作を考慮する
 
3.2 誤操作を防ぐオブジェクトサイズと余白
- 1. オブジェクトサイズの基準値
 - 2. 隣接するタッチ要素間の余白
 - 3. まとめ
 
3.3 端末の特性を考慮したテキスト表示設計
- 1. フォントサイズ
 - 2. 1行当たりの文字数
 - 3. 行間
 - 4. CSS3を使用した装飾方法
 - 5. テキストリンク
 
3.4 機種ごとに異なる画面サイズと解像度の考慮
- 1. ファーストビューとスクロール
 - 2. 画像サイズ、解像度とdevicePixelRatio
 
3.5 画面をタッチすることを意識した操作設計
- 1. タップによる動作を予測させる
 - 2. フリックを妨げないオブジェクトの配置
 - 3. ピンチイン/ピンチアウトによる画面の拡大への対応
 
3.6 レイアウト設計のポイント
- 1. レイアウト設計のポイント
 - 2. 設計で考慮すべきポイント
 
3.7 入力しやすいフォーム設計
- 1. 入力漏れを防ぐレイアウト
 - 2. 入力時のページ表示サイズ
 - 3. 項目ごとのまとまりを枠線で示す
 - 4. CSSで操作性を高める
 
3.8 ユーザビリティを高めるフォームの機能
- 1. テキストボックスのユーザビリティを高める属性、値
 - 2. プルダウンのユーザビリティを高める属性
 - 3. その他の新属性
 
3.9 PCサイトからスマートフォンサイトへのUI移行
- 1. PCサイトからスマートフォンへ
 - 2. UI移行パターン
 
3.10 インタラクティブUIとは
- 1. インタラクティブUIとは
 - 2. 必ずヒントとフィードバックを与える
 - 3. ラベルの重要性
 - 4. インタラクティブUIを実装する際の注意点
 
3.11 インタラクティブUIの代表例
- 1. アコーディオン
 - 2. カルーセル
 - 3. モーダルウィンドウ
 - 4. タブ
 
3.12 インタラクティブUIのサイトでの使われ方
- 1. タブ型のUI
 - 2. アコーディオン型のUI
 - 3. スライドナビゲーション型
 - 4. ドロップダウン型のUI
 - 5. モーダルウィンドウ型のUI
 - 6. カルーセル型のUI
 - 7. オートページャー型のUI
 
3.13 認知的ウォークスルー
- 1. 認知的ウォークスルーとは?
 - 2. 認知的ウォークスルーの準備
 - 3. 認知的ウォークスルーを行う
 
3.14 ユーザーテスト
- 1. 定量調査
 - 2. 定性調査