Software Design plus
                    Webサービスのつくり方
                    ――「新しい」を生み出すための33のエッセイ  
                  
                  
                  - 和田裕介 著
 - 定価
 - 2,398円(本体2,180円+税10%)
 - 発売日
 - 2012.11.20[在庫なし] 2013.7.19
 - 判型
 - A5
 - 頁数
 - 208ページ
 - ISBN
 - 978-4-7741-5407-7 978-4-7741-5671-2
 
概要
「Webサービス」は、自分のアイデアを形にし、多くの人の役に立ったり楽しんでもらえるかもしれない、「新しい何か」を生み出すことのできる魅力的なプラットフォームです。本書では、さまざまなサービスをつくり出してきた和田裕介(ゆーすけべー)氏が、Webサービスづくりにおける「心構え」「下準備」「企画」「設計」「開発」「プロモーション」「運用」という各過程について、33本のエッセイを通じて、楽しく紐解きます。
こんな方にオススメ
- Webサービスを自分で作ってみたい方
 - スタートアップを考えている方
 - ソフトウェアエンジニア、デザイナー、ディレクター
 - 情報系の学生
 
目次
- はじめに ── エッセイ風にWebサービスのつくり方を語る
 - 本書に寄せて
 
- 「ぐだぐだ言ってないでコードを書けよ、ハゲ」
 - Mac一つあれば…
 - エディタという道具
 - なければつくる
 - 言語習得にまつわるエピソード
 - データ表現について分かった瞬間
 - 僕がPerlを使うことから見る言語の選択
 - ブログの効用
 - 勉強会に飛び込む
 - ライブラリという文化
 
第1章 心構えと下準備
第2章 企画
- 実装までにつくる「企画」の全て
 - アイデアの発想法
 - そこに潜むリスク
 
第3章 設計
- ユースケースを書こう
 - データベース設計
 - クールなURI?
 - Webサービスを動かすための要素
 
第4章 開発
- 30分、JavaScriptでつくるWebサービスの動くモック
 - 月額980円のさくらVPSを個人用に使い倒す
 - Web APIで巨人の肩の上に立つ
 - いかにして大量のおっぱい画像をダウンロードするか
 - 全裸で学ぶMVC事始め
 - MVCのMについて
 - WAFあれこれ
 - テストを書こう
 - イカ娘でTwitter OAuth認証
 - CSS Frameworkを持つ
 
第5章 プロモーションと運用
- Webサービス、最初の宣伝
 - 「普通の」サーバ構成
 - 運用してこそWebサービス
 - Webアプリのパフォーマンスアップ作戦
 - キャッシュ、キャッシュ、キャッシュ
 - サービスをスケールさせる時
 
- おわりに ── やり方は一つじゃない
 
プロフィール
和田裕介
1981年生まれ。Webアプリケーションエンジニア。株式会社ワディット代表取締役社長。未踏ユース準スーパークリエータ。学生時にSIGGRAPH Emerging Technologies採択。プロジェクトのリーダーを務める。大学院卒業後に父親とワディットを立ち上げ、株式会社オモロキではCTOとしてWebアプリケーション開発を担当する。小粒なWebサービスをいくつも開発してきた。代表作はWeb音楽プレイヤーの「君のラジオ」。また、オモロキでは、人気お笑いサイト「ボケて」のシステム開発を務めている。カンファレンスなどの発表も多数あり、YAPC::Asia 2012では60ほどのトークセッション中、ベストトーク賞1位を獲得した。
Twitter:@yusukebe
著者の一言
Webサービスをつくるには多岐にわたったスキルや知識が必要になってきます。今回の書籍は、サービスづくりの全体像を「なんとなく」でも把握してもらうことを目的として、あえて体系的に解説をすることを避け、散文的なエッセイを収録しています。また筆者は、どちらかと言えばエンジニア畑にいるので、開発に当たっての心構え、いい意味でのハッカー文化なども伝えていきます。本書があなたのWebサービス制作の助けになれば幸いです。