[改訂版]演習で学ぶソフトウェアテスト 特訓150問
――JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level対応
- 正木威寛 著
- 定価
- 2,178円(本体1,980円+税10%)
- 発売日
- 2014.5.2[在庫なし] 2014.5.16
- 判型
- A5
- 頁数
- 192ページ
- ISBN
- 978-4-7741-6469-4 978-4-7741-6532-5
概要
本書は、JSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board)が開催しているテスト技術者資格Foundation Levelの受験者、そして国際的なソフトウェアテストの考え方について学びたい人のための学習書です。また、受験のためだけでなく、開発の現場で起こるミスコミュニケーションを軽減するために、テスト技術者のほか、プロジェクトマネージャや設計者、プログラマなどすべての人に習得していただきたいテストに関する用語や知的技能が、演習とその解説を通して学べるように構成されています。
こんな方にオススメ
- ソフトウェアテスト認定技術者試験受験予定の方
- ソフトウェア開発に携わっている方
- ソフトウェアテストについての知識を整理したい方
目次
第1章:テストの基礎
1.1:問題
1.2:正解
1.3:解説
- 問題1-1~8:
- エラー、誤り、バグ、欠陥、フォールト、故障、インシデント
- 問題1-9~18
- テストアイテム、テストベース、テストケース、テスト条件、テストスイート、テスト手順、テスト環境、テストハーネス、テストオラクル、テストウェア、テスト実行
- 問題1-19~22:ソフトウェアテストのドキュメント
- テスト計画書、テスト設計仕様、テストケース仕様、テスト手順仕様、テストアイテム送付レポート、テスト結果記録、インシデントレポート、テストサマリレポート
- 問題1-23~28:テストの7原則
- 原則1:テストは欠陥があることしか示せない、原則2:全数テストは不可能、原則3:初期テスト、原則4:欠陥の偏在、原則5:殺虫剤のパラドックス、原則6:テストは条件次第、原則7:「バグゼロ」の落とし穴
- 問題1-29~31:ソフトウェアライフサイクル
1.4:要点整理
第2章:ソフトウェアライフサイクルとテスト
2.1 問題
2.2 正解
2.3 解説
- 問題2-1~4
- テストレベル、テストフェーズ、テストタイプ、テストカバレッジ
- 問題2-5~17:テストレベル
- コンポーネントテスト、結合テスト、システムテスト、受け入れテスト
- 問題2-18~25:テストタイプ
- 機能テスト、非機能テスト、構造テスト、再テスト、回帰テスト
2.4 要点整理
- コラム:ソフトウェアの品質の国際規格ISO9126とは?
- コラム:SQuaRE登場! ISO25010システム及びソフトウェア品質モデル
第3章:レビューによるテスト
3.1:問題
3.2:正解
3.3:解説
- 問題3-1~2
- 動的テスト技法と静的テスト技法
- 問題3-3~11:レビューの種類
- 非公式レビュー、ウォークスルー、テクニカルレビュー、インスペクション
- 問題3-12~15:レビュープロセス
- 計画、キックオフ、個々の準備、レビューミーティング、再作業、フォローアップ
- 問題3-16~19:レビューに必要な役割
- マネージャ、モデレータ、作成者、レビューア、書記
3.4:要点整理
第4章:テスト設計技法
4.1:問題
4.2:正解
4.3:解説
- 問題4-1~13:テスト設計技法
- 仕様ベースのテスト設計技法、構造ベースのテスト設計技法、経験ベースのテスト設計技法
4.4:要点整理
第5章:テストのマネジメント
5.1:問題
5.2:正解
5.3:解説
- 問題5-1~8:テスト戦略とテストアプローチ
- 代表的なテストアプローチ
- 問題5-9~15:テスト実行中のマネジメント
- テストモニタリング、テストレポート、テストコントロール、構成管理、欠陥密度、故障率
- 問題5-16~20:リスク
- プロジェクトリスク、プロダクトリスク
- 問題5-21~24:テストに必要な役割
- テストリーダ、テスト担当者
5.4:要点整理
第6章:テストツール
6.1:問題
6.2:正解
6.3:解説
- 問題6-1~37:テストツール
- テストマネジメントの支援用ツール、静的テスト支援ツール、テスト仕様の支援ツール、テスト実行と結果記録の支援ツール、性能・モニタリング支援ツール、特定のテストに対する支援ツール
- 問題6-38
- プローブ効果
6.4:要点整理
プロフィール
正木威寛
プロセスコンサルタントとして、システム開発プロジェクトの開発プロセス標準化や、ユーザ企業のシステム調達プロセス標準化を手がける。理想のプロセスよりも実践できるプロセスを心がけ、現場のワークスタイルにあった標準化、現場密着型コンサルティングを行う。
模擬試験サイト:http://hp.vector.co.jp/authors/VA034778/