Software Design plus_養成読本 Pythonエンジニア養成読本 [いまどきの開発ノウハウ満載!]
- 鈴木たかのり,清原弘貴,嶋田健志,池内孝啓,関根裕紀,若山史郎 著
- 定価
- 2,178円(本体1,980円+税10%)
- 発売日
- 2015.4.17[在庫なし] 2015.6.11
- 判型
- B5
- 頁数
- 128ページ
- ISBN
- 978-4-7741-7320-7 978-4-7741-7362-7
サポート情報
概要
PythonはGoogleをはじめ米国Web系企業で広く使われてきましたが,国内でもWebはもちろんのこと,豊富なライブラリを用いてさまざまな場面で開発が行われています。最近ではデータ分析や統計でもよく利用されるようになりました。本書は,Pythonによる開発を行うために知っておきたい知識を1冊にまとめた書籍です。Pythonの歴史や特徴に始まり,言語入門,開発環境,Web開発,データ活用,環境構築まで,現場で活躍するために必読の知識をわかりやすくまとめました。
こんな方にオススメ
- Pythonによる開発・プログラミングに取り組みたい新人の方・若手エンジニア
- Pythonによる開発・プログラミングに携わる,開発経験の浅いエンジニア
目次
第1章
その特徴,歴史とコミュニティ
よくわかるPythonの世界
- 1-1:バッテリー付属,PEP,The Zen of Python
Pythonの特徴 - 1-2:20年にわたる開発の歴史と1系,2系,3系の違い
その歴史とバージョン選定のポイント - 1-3:参加して世界を広げよう
Pythonのコミュニティ
第2章
開発を始める前に知っておくべきこと
これだけは知っておきたいPython言語はじめの一歩
- 2-1:試してわかる!インストール,基本と特徴
Pythonをはじめよう - 2-2:最初に押さえておきたい機能
Pythonのデータ型[基本編] - 2-3:複数のデータ型をひとまとめに扱う
Pythonのデータ型[コレクション編] - 2-4: 入出力とモジュール利用の基本
ファイル操作とモジュール
Appendix1
使いこなしてコードを簡潔に
便利な標準ライブラリ,サードパーティ製パッケージ
第3章
チーム開発に役立つ開発環境とツール
開発環境とチーム開発
- 3-1:開発現場で役立つツール
開発環境とチーム開発に求められること
- 3-2:バージョン管理とリポジトリホスティング
GitとGitHub
- 3-3:隔離されたPythonの実行環境
virtualenv
- 3-4:テスト関連のライブラリとパッケージ
テストと品質
- 3-5:ドキュメンテーションビルダー
Sphinx
- 3-6:Pythonの統合開発環境
PyCharm
第4章
Pythonデータ活用術
PyData入門
- 4-1:強力な対話モードを手に入れる
IPythonの使い方
- 4-2:データ分析系パッケージの導入と使用方法
PyData用パッケージの基本
- 4-3:Notebookとmatplotlibでデータ可視化に挑戦
はじめてのIPython Notebook
- 4-4:PyDataパッケージを活用してオープンデータを扱う
[実践編]オープンデータの利用と可視化
第5章
しくみを理解してアプリ開発に挑戦
入門Webアプリケーション開発
- 5-1:代表的なフレームワークの紹介と,Webアプリのしくみ
Webアプリケーションフレームワーク入門
- 5-2:O/Rマッパーを使ったDB処理
データベース開発入門
- 5-3:開発の流れと主な機能の実装
[サンプル]書籍管理アプリの作成
第6章
Ansibleで実践
環境構築の自動化
- 6-1:メリットと自動化に必要なこと
環境構築をなぜ自動化すべきか
- 6-2:インストール,サーバ設定,手順ファイルの作成
Ansibleの導入
- 6-3:繰り返し,制御構造…複雑な処理の実行
少し高度な使い方
- 6-4:script,shell,file,template…
よく使うモジュール
Appendix2
Python is Everywhere!
ますます活躍の場が広がるPython
チーム開発に役立つ開発環境とツール
開発環境とチーム開発
開発環境とチーム開発に求められること
GitとGitHub
virtualenv
テストと品質
Sphinx
PyCharm
Pythonデータ活用術
PyData入門
IPythonの使い方
PyData用パッケージの基本
はじめてのIPython Notebook
[実践編]オープンデータの利用と可視化
しくみを理解してアプリ開発に挑戦
入門Webアプリケーション開発
Webアプリケーションフレームワーク入門
データベース開発入門
[サンプル]書籍管理アプリの作成
Ansibleで実践
環境構築の自動化
環境構築をなぜ自動化すべきか
Ansibleの導入
少し高度な使い方
よく使うモジュール
Python is Everywhere!
ますます活躍の場が広がるPython
プロフィール
鈴木たかのり
部内のサイトを作るためにZope/Ploneと出会い,その後必要に駆られてPythonを使い始める。現在の主な活動はPyCon JP 2015 座長,一般社団法人PyCon JP理事,Python ボルダリング部(#kabepy)部長,Python mini Hack-a-thon主催,Plone User’s Group Japan など。共著書に『Plone 完全活用ガイド(2008 技術評論社刊)』『Plone 4 Book(2011 Talpa-Tech 刊)』『Python プロフェッショナルプログラミング 第2 版(2015 秀和システム刊)』がある。
清原弘貴
Djangoが好きで,Webアプリケーションやライブラリを趣味/仕事で作ったりDjango本体のソースコードへパッチを送ったりしている。Djangoの貢献者一覧に名前が載ってることが密かな誇り。共著書に『Pythonプロフェッショナルプログラミング 第2 版(2015 秀和システム刊)』がある。
嶋田健志
フリーランスエンジニア。仕事では主にPythonを用いたWebサイトやソフトウェアの作成を手がけている。趣味でPython のライブラリを作成してPyPI に登録している。
池内孝啓
株式会社ALBERT 執行役員 システム開発部 部長。クラウドコンピューティングを活用したマーケティングプラットフォーム構築事業に従事。認定スクラムマスター。PyCon JP 2014 で「チュー トリアル PyData入門」を担当。2014 年にPythonista とデータ分析者のためのコミュニティ「PyData.Tokyo」を立ち上げるなど,PythonとPyData 普及のため精力的に活動中。
関根裕紀
複数のスタートアップにて,さまざまなWebアプリケーション開発に携わったあと,アライドアーキテクツ株式会社に入社。業務では主にWebサービスの開発全般を担当している。5,6年ほど前にPython を使用して以来,Pythonが好き。PyCon JP 2015副座長(プログラム),また月に一度の勉強会である「Pythonもくもく会」を主催している。
若山史郎
Androidアプリ開発からWebアプリ,DBやインフラ構築まで幅広く手がけるなんちゃってCTO。著書に『Sphinx をはじめよう(2013 オライリー・ジャパン刊)』や,『入門Ansible』がある。日常的なスクリプトやWebアプリの作成にPythonを使用している他,SphinxやAnsible 本体へのコミットも行っている。