Software Design plus_養成読本 IoTエンジニア養成読本
- 片山暁雄,松下享平,大槻健,大瀧隆太 / takipone,鈴木貴典,竹之下航洋,松井基勝 著
- 定価
- 1,958円(本体1,780円+税10%)
- 発売日
- 2017.4.12[在庫なし]
- 判型
- B5
- 頁数
- 144ページ
- ISBN
- 978-4-7741-8865-2 978-4-7741-8939-0
概要
IoT(Internet of Things)はビジネス面でも大きく注目されるようになりました。一方,技術面から見ると,複雑に構成されるシステムになるため全体を見渡すことが難しいと言われます。
そこで本書では,構成要素である「センサ&デバイス」「ネットワーク」「クラウド」「アプリケーション」「セキュリティ」を個別に紐解くことで,最新のIoT システムの全体像を理解できる構成になっています。さらに,後半ではIoT プラットフォームとして注目される「SORACOM」を使ったIoT システムをハンズオン形式で実装していきます。
こんな方にオススメ
- IoTの全体像や構成要素を知りたい方
- IoT案件に携わるエンジニア
- IoTビジネスで必要な知識を知りたい方
目次
Part 1
基礎編
- Chapter 1:IoTシステムの今
取り巻く環境と複雑な全体像を紐解く
- Chapter 2:IoTシステムの全体像
IoTを実現するシステムとは
Part 2
技術要素編~IoTシステムの全体像をつかむ
- Chapter 3:センサ&デバイス
電子部品の基礎から選定のポイント
- Chapter 4:ネットワーク
IoTに最適な通信規格とは
- Chapter 5:バックエンド/クラウド
クラウドサービスの設計/運用のポイント
- Chapter 6:アプリケーション
IoTで生み出す価値を何倍にもできる
- Chapter 7:セキュリティ
脅威の現実と防御へのアプローチ
Part 3
実践編~IoTデバイス実践講座
- Chapter 8:Raspberry Piの基本動作
事前準備からLED制御まで
- Chapter 9:Raspberry Piを外部サービスと連携
センサの値をクラウドに!
Part 4
ビジネス編
- Chapter 10:IoTシステムをビジネスに活かす
技術者が持つべき視点とは
プロフィール
片山暁雄
現職は(株)ソラコムで,自社サービス用のソフトウェア開発/運用に携わる。前職はAWSにて,ソリューションアーキテクトとして企業のクラウド利用の提案/設計支援活動を行う。好きなプログラミング言語はJava。
松下享平
IoTデバイスの会社でIoTビジネスのコーディネートやコンサルティングに従事。ハードウェアとクラウド/ソフトウェアとの橋渡しとして,メガクラウドベンダーとのセミナーやハンズオンを展開しているほか,ソラコムのユーザグループ「SORACOMUG」の発起人としても活動,公私に渡りIoTの普及に努めている。
大槻健
(株)ソラコムにてSIMカードの開発,セルラー向けコアシステムの設計,およびLoRaWANを始めとする新規無線通信技術の事業・技術開発を担当。前職は大手通信キャリアにて各種デバイス,SIMカードの仕様策定・開発に従事。毎日SIM焼いてます。
大瀧隆太 / takipone
クラスメソッド(株)でAWS,SORACOMを活用したITシステム導入支援に携わる。業務のかたわら,会社の技術ブログで日々技術情報をアウトプットしている。共著書に『AWSエキスパート養成読本』技術評論社(2016年),『Dockerエキスパート養成読本』技術評論社(2015年)がある。
鈴木貴典
アクロクエストテクノロジー(株)にて,ビッグデータやIoTに関するプラットフォーム開発やコンサルティングに従事。最近は,IoTに関連して,サーバレスアーキテクチャやリーン思考などに興味を持っている。
竹之下航洋
(株)ウフルにてIoTイノベーションセンター所属IoTアーキテクトとして市場啓発活動やセキュリティリスクに関する啓もう活動を行う傍ら,プロダクト開発本部でIoTデバイス向けプラットフォーム製品開発のテクニカルリードも行う。好きな言葉は「普通のやつらの下を行け」。
松井基勝
プログラマ,インフラエンジニア,クラウドエンジニアを経て,現在は(株)ソラコムでサービスでさまざまなエンジニアリング領域を担当。共著書に『AWSエキスパート養成読本』(2016年 技術評論社)など。最近は自宅の家電のコントロールを自動化することに挑戦中。趣味はお酒を飲みながらアナログゲームを遊ぶこと。