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Photoshop「写真の色補正」速攻アップ!  
                    
                  
                  
                  - 藤島健 著
 - 定価
 - 1,848円(本体1,680円+税10%)
 - 発売日
 - 2017.11.14
 - 判型
 - A5
 - 頁数
 - 144ページ
 - ISBN
 - 978-4-7741-9399-1 978-4-7741-9438-7
 
概要
写真の補正でもっとも基本となるのが、人が見たままの記憶色を再現することです。そのためにPhotoshopには[色調補正]メニューに22のコマンドが用意されています。その使い分けと操作を、作例を使ってよくある補正ケースごとに解説。CCから搭載されたCamera Rawフィルターは強力な写真補正がワンストップでできますが、そのメリットを知らない人も多い機能です。本書でPhotoshopによる「色調補正とCamera Rawフィルター」に関するテクニックを理解して使いこなせば、悩んでいた写真の色調補正がサクッと終わります。
こんな方にオススメ
- Photoshopによる写真の色補正のやり方がよくわからない方
 - シーン別に効率のいい色調補正コマンドの適用方法を知りたい方
 - 写真の色補正全般の作業スピードをアップしたい方
 
目次
Part1 色調補正の基本操作
- 01 いつでもやり直しがきく色調補正の進め方
 - 02 調整レイヤーをすばやく作成する
 - 03 調整レイヤーの効果を直下レイヤーに限定する
 - 04 フィルターの適用を様子を見ながら調整したい
 - 05 厳密な選択範囲をすばやく作成するには
 
Part2 すぐできる色調補正の実践
- 06 露出アンダーの写真を明るくする
 - 07 露出オーバーの写真をできるだけ救う
 - 08 コントラストを強める・弱める
 - 09 影の部分を明るくする
 - 10 画像の青かぶり(赤かぶり)を補正する
 - 11 蛍光灯などの色かぶりを補正する
 - 12 肌の色を健康的にする
 - 13 人物以外の色彩を鮮やかに
 - 14 商品(衣類など)の色を変える
 - 15 電球の暖かな色を強調する
 - 16 野菜・果物の色をより魅力的に
 - 17 料理をより美味しそうに
 - 18 青空をより青く
 - 19 桜の花をより色濃く
 - 20 新緑をより鮮やかに
 - 21 紅葉をより印象的にする
 - 22 朝日や夕日の存在を強調する
 - 23 夕焼けの色をより鮮やかに
 - 24 夏の強い日差しを演出する
 - 25 夏らしい空と雲を作りだす
 - 26 雪景色の寒さを強調する
 - 27 特定の色だけを鮮やかにする
 - 28 夜景をより夜景らしくする
 - 29 階調のあるモノクロ写真にする
 - 30 イラストのような色調にする
 - 31 画像の一部以外をモノクロにする
 - 32 金属などの硬い質感を強調する
 - 33 芝生を色鮮やかにして春っぽくする
 - 34 水の透明感をより強調する
 - 35 ダイナミックレンジを広く再現する
 - 36 緑の葉を紅葉させる
 - 37 色あせた古い写真のようにする
 - 38 白黒写真に色をつける
 
Part3 Camera Rawフィルターでの調整
- 39 Camera Rawフィルターの基本操作
 - 40 ホワイトバランスの調整
 - 41 ハイライトの白飛びを解消する
 - 42 シャドウの調整で陰の部分を明るくする
 - 43 ハイライトの明るさを調整する
 - 44 黒レベルの調整でシャドウを引き締める
 - 45 明瞭度で写真をくっきりさせる
 - 46 明瞭度で淡い色彩のイメージにする
 - 47 輝度・カラーノイズを目立たなくする
 - 48 四隅の暗さを均等に明るくする
 - 49 エッジに発生する色のにじみをとる
 - 50 シャープにして色をはっきりさせる
 - 51 かすみの除去で写真を鮮明にする
 
- 付録 色補正でよく使うキーボードショートカット一覧
 
プロフィール
藤島健
作品作りの中で自分が持つイメージを実現するためのツールとして活用できるであろうと考えてPhotoshopを導入。銀塩写真が主流の頃からデジタルデータとしての写真を扱っている。コマーシャルやエディトリアルの撮影の他、スキー、サイクルロードレース、B.LEAGUE他、各種スポーツ撮影をライフワークとしながら、撮影以外にもPhotoshop関連やカラーマネージメントなど、写真に関係する書籍や記事の執筆なども行なっている。
著者の一言
Photoshopはさまざまなグラフィック作成に重用されていますが、元々はフォトレタッチを行なうことを目的に開発されたソフトウェアです。最初のバージョンから27年を経て、フォトレタッチを行なう上でよほどのことがない限り不可能はないといっても過言ではない程に進化してきました。とくにPhotoshop本来の用途である写真のレタッチに関しては言わずもがなです。しかし高機能であるがゆえに、どのような手順で作業したら効率よく結果が求められるか迷ってしまうこともあるでしょう。
本書では写真の色調補正に的を絞り、補正が必要となる状況を想定して、それぞれの状況で効率よく結果を求めることができるように作業工程を紹介しています。
(「はじめに」より)