Graphic voyage
古生物のサイズが実感できる! リアルサイズ古生物図鑑古生代編
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土屋健 著
群馬県立自然史博物館 監修 - 定価
- 3,520円(本体3,200円+税10%)
- 発売日
- 2018.7.21
- 判型
- B5
- 頁数
- 208ページ
- ISBN
- 978-4-7741-9913-9
サポート情報
概要
本タイトルは電子化の予定はございません。
大人が楽しめる,超リアルなビジュアルブックの第一弾です。
古生物……その姿を見るだけでワクワク,ドキドキ。
古生物の図鑑は,眺めているだけでも楽しいものです。
実は,こうした図鑑で忘れがちなのが「スケール感」。
古生物はすでに絶滅しているだけあって,いまいち大きさがピンときません。
「全長1m」「頭胴長3.5m」といった数字は記載されているのですが,数字だけではちょっと……。
そこで,この「リアルサイズ古生物図鑑」です。
さまざまな時代のさまざまな古生物を,現代の(身近な)風景に配置してみました。
“一般的な図鑑”に登場するあの古生物が
「え,これこんなに大きかったの!?」
「あらっ,イメージより全然小さい」
といった具合に,サイズ感を直感的につかんでもらえます。
もちろん,その古生物が実際に暮らしていたシーンも再現。。
さらに,古生物を「上面」「正面」「底面」「側面」といった角度から描いた三面図的復元図も掲載。
古生物全体像を把握する資料としてもご活用いただけます。
古生物のサイズをめぐり,現代と古生代が交錯しながら展開するシュールな世界。
「あの古生物,こんなサイズだったの! ?」
そんな感覚をリアルに感じてもらえる,マニアックな1冊です。
「埼玉県高校図書館フェスティバル」2018年度の第一位に選んでいただきました。本当にありがとうございます。
下記URLには,著者,監修者,担当編集のインタビューも掲載されていますので,ぜひご覧ください。
- 「埼玉県高校図書館フェスティバル イチオシ本2018」
- http://shelf2011.net/htdocs/?page_id=197
こんな方にオススメ
- 古生物について興味のある方
- 古生物のサイズ感をリアルに体験したい方
- 今までに無い貴重なアングルの古生物を見てみたい方
目次
エディアカラ紀・カンブリア紀
- キムベレラ
- ディッキンソニア
- カルニオディスクス
- トリブラキディウム
- オットイア
- アイシェアイア
- ハルキゲニア
- コリンシウム
- ケリグマケラ
- ディアニア
- オパビニア
- アノマロカリス
- アノマロカリス類
- マレッラ
- オレノイデス
- ピアチェラ
- カンブロパキコーペ
- ウィワキシア
- ハルキエリア
- ネクトカリス
- ピカイア
- ミロクンミンギア
- メタスプリッギナ
- ヴェトゥリコラ
- シダズーン
- シッファサウクトゥム
オルドビス紀
- エーギロカシス
- アサフス
- ボエダスピス
- レモプレウリデス
- ペンテコプテルス
- メガログラプタス
- ルナタスピス
- カメロケラス
- エノプロウラ
- ボスリオキダリス
- アランダスピス
- サカバンバスピス
- プロミッスム
シルル紀
- キシロコリス
- アークティヌルス
- ミクソプテルス
- ウミサソリ類
- ブロントスコルピオ
- オファコルス
- カリオクリニテス
- クリマティウス
- アンドレオレピス
- クークソニア
デボン紀
- シンダーハンネス
- ミメタスター
- ヴァコニシア
- ワリセロプス
- ディクラヌルス
- テラタスピス
- ハリプテルス
- ウェインべルギナ
- ヘリアンサスター
- ドレパナスピス
- ケファラスピス
- ボスリオレピス
- ダンクレオステウス
- クラドセラケ
- ミグアシャイア
- ユーステノプテロン
- ヒネリア
- パンデリクチス
- ティクターリク
- アカントステガ
- イクチオステガ
- アルカエオプテリス
石炭紀
- アースロプレウラ
- メガネウラ
- アクモニスティオン
- ファルカトゥス
- クラッシギリヌス
- ペデルペス
- ヒロノムス
- ツリモンストラム
- レピドデンドロン
- シギラリア
- カラミテス
ペルム紀
- シカマイア
- エリオプス
- ヘリコプリオン
- ディプロカウルス
- コエルロサウラヴス
- スクトサウルス
- メソサウルス
- ディメトロドン
- コティロリンクス
- エステメノスクス
- イノストランケヴィア
- ディイクトドン
プロフィール
土屋健
オフィス ジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学,古生物学)。その後,科学雑誌『Newton』の編集記者,部長代理を経て独立,現職。近著に『怪異古生物考』『化石になりたい』(ともに技術評論社),『海洋生命5億年史』(文藝春秋)など。
群馬県立自然史博物館
監修者。
世界遺産「富岡製糸場」で知られる群馬県富岡市にあり,地球と生命の歴史,群馬県の豊かな自然を紹介している。1996年開館の「見て・触れて・発見できる」博物館。常設展示「地球の時代」には,全長15mのカマラサウルスの実物骨格やブラキオサウルスの全身骨格,ティランノサウルス実物大ロボット,トリケラトプスの産状復元と全身骨格などの恐竜をはじめ,三葉虫の進化系統樹やウミサソリ,皮膚の印象が残ったヒゲクジラ類化石やヤベオオツノジカの全身骨格などが展示されている。そのほかにも,群馬県の豊かな自然を再現したいくつものジオラマ,ダーウィン直筆の手紙,アウストラロピテクスなど化石人類のジオラマなどが並んでいる。企画展も年に3回開催。
ホームページ:http://www.gmnh.pref.gunma.jp/